あの名作を今度は舞台で 『おもひでぽろぽろ』がミュージカルに
1991年に公開された高畑勲が監督をしたスタジオジブリのアニメーション映画『おもひでぽろぽろ』がわらび座でミュージカルになる。原作は岡本螢さん、刀根夕子さんの漫画。わらび座といえば、秋田県を拠点とする巨大劇団で、手塚治虫の『鉄腕アトム』や『火の鳥 鳳凰編』のミュージカル化で有名になった。
『おもひでぽろぽろ』あらすじ
1982年の夏。現在の自分に漠然とした物足りなさを感じている岡島タエ子は、会社から10日間の休暇をもらい姉の亭主の実家がある山形の片田舎・高瀬へ出かける。東京育ちのタエ子には田舎を持つことにあこがれがあった。旅の途中にふと子供の頃にあった数々の出来事を思い出す。そして、彼女は昔の自分を連れたまま高瀬に到着する。田舎に触れ、過ごし、恋をする。そんなタエ子の物語。
『おもひでぽろぽろ』は2011年4月16日から29日まで天王洲 銀河劇場で、2011年5月8日から2012年1月3日までわらび劇場で公演を行う。その後2012年より全国公演が開始される。各公演毎にキャストが違い、銀河劇場ではタエ子を朝海ひかるさん、タエ子の母を杜けあきさん、トシオを三重野葵さんが演じる。わらび劇場ではタエ子を碓井涼子さん、トシオは銀河劇場公演と同じく三重野葵さんである。その他のキャストは決まり次第HP上で発表する。演出は『音楽劇ブッダ』や『GHETTO ゲットー』で知られている栗山民也さんだ。
ミュージカルをあまり見ない方にも、このジブリ作品初の舞台は注目できそうです。
写真:ミュージカル『おもひでぽろぽろ』 HP
■関連記事
勝鬨橋を封鎖せよ! 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が実写映画化
『ろくでなしBLUES』が劇団EXILEで舞台化! 一体どんな作品に!?
バンダイ『魂シリーズ』の夏祭り! 『魂フェスティバル2010』
『ガリガリ君』品薄状態でサイトにお詫び掲載! 猛暑が原因か?
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。