【Interview】身近な世界がより楽しくなるアプリ「AirTalk」を探る!

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「半径100mが、もっと楽しく!」をキャッチフレーズに生まれた、これまでにない近距離コミュニケーションアプリ「AirTalk」。

「Bluetooth Low Energy」(BLE)技術を採用した独自開発の「AirBeaconテクノロジー™」を実現。インターネット接続なしで、最大100m以内のメッセージ送受信を可能にした。

本アプリの魅力は、SNSのような距離のあるコミュニティではなく、自分の近くにいる人とリアルなつながりを持てるようになる点。

よく行くお気に入りの店やイベントには、未来の友人候補がいるかもしれない。端末と端末が直接つながる「AirTalk」なら、その場にいる人と即座に感想や情報が共有できる。新たな交友関係を生む、絶好のチャンスを作ってくれるのだ。

開発元は、写真SNSサービス運営、ネット広告代理店事業など、IT関連の事業を多角的に手がけるOFF Line(オフ・ライン)。代表取締役の石塚 孝一(いしづか こういち)氏は、米国の大学を卒業後、数多くの企業で手腕を振るった経歴の持ち主。本アプリにも、同氏はじめスタッフの濃密な経験と知識が存分に生かされている。

スピードは既存のBLEアプリの約10倍!最大の強味は独自の技術

Q1、「AirTalk」開発のきっかけと経緯について、教えてください。

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弊社は、昨年10月に設立された新米企業です。戦略責任者の盛川、開発責任者の松山とも、優秀な人材が集まって作った、わかりやすい「ITベンチャー」だと自負しております。

これまでに写真共有サイト「フォト蔵」を手がけており、「AirTalk」は弊社にとって、第2弾の事業となります。

「AirTalk」開発の契機となったのは、「Bluetooth Low Energy」という最新の省電力通信を行う規格が出てきたとき。ボタン電池1個で半年も電波を発信できるような仕組みと知り、将来色々な仕組みとして使えると感じたことが、最初のきっかけでした。

Q2、アプリの仕組みと特徴について、詳しくお聞かせください。

これまでどの会社も出来なかった、iBeaconの双方向通信や高速アクセス技術、5分に1回BluetoothのIDが変わるセキュリティー技術を搭載したことが、弊社の強みです。

まず、BluetoothとWi-Fiのコンビネーションで、インターネットを使用せずに、メッセージ交換ができます。また、インターネット回線を使用することでTwitterと連動し、メッセージをローカルとクラウドに配信できます。既存のBLEアプリの約10倍のスピードでメッセージの送受信を安定的にできるのが特徴です。

現時点で5ヶ国語対応。世界市場を視野にリリース予定

Q3、本アプリは日常のどういった場面で能力を発揮するのでしょうか?

今のバージョンですと、「災害」や自分の身に危険が迫った際に、回りにメッセージを配信できる点でしょうか。既存の10倍のスピードで他端末と接続できるので、身近にいる人に連絡をとることが可能です。

また、端末保有者と何度すれ違ったわかる機能もあるので、新たな友だち作りにも役立ちます。自分の周囲にメッセージを発信すると同時にTwitterにも配信できるので、「場」を起点とした会話や情報交換によって、物理的に身近な世界をより楽しくすることができます。

Q4、世界市場を視野に多言語版もいくつか完成されているそうですが、その辺も含め、今後の展望についてお聞かせください。

現在はUSと日本のApple Storeでリリースしていますが、アプリ内部では5ヶ国語(日本語、英語、中国語、フランス語、ポルトガル語)に対応しています。今後は各国のApple Storeでリリースし、ダウンロード可能としていく考えです。

将来は日本とアメリカ、そしてブラジルに焦点をあて、プロモーションを行っていくつもりです。GPS機能や個別チャット機能などを搭載し、さらに有意義なアプリケーションにしてまいりますので、どうかご期待ください。

Air Talk

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