【Interview】100万人突破!婚活マッチングサービス「pairs」が人気の理由

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Facebookを利用した日本最大級の婚活マッチングサービスとして、絶大な人気を誇る「pairs」。

会員数は、日本と台湾、併せて100万人を突破。まだまだ上昇の兆しを見せている。

アジア、特に日本で、幅広く受け入れられた理由は、どこにあるのだろうか?サービス提供元のエウレカ、代表取締役、赤坂 優氏に語っていただいた。

Q1、「pairs」の概要について、教えてください。

「pairs」は、Facebookを利用した恋愛・婚活マッチングサービスです。登録にはFacebookアカウントが必須で、交際ステイタスが「既婚」、または「交際中」の方、Facebookの友達が10人以下の方は会員になることはできません。

真面目にパートナーを探している方に安心、安全に使っていただくため、このような条件を設けさせていただいております。

登録完了後、お相手を探し、気になるお相手が見つかったら「いいね!」を送ります。向こうも「いいね!」を返すと、マッチングが成立します。

Q2、現在及び今後の展開について、お聞かせください。

現在は、日本と台湾の2カ国でサービスを展開していますが、台湾pairsのユーザーのうち3割は、香港、シンガポール、マレーシアの方たちです。

今後は、アジア市場への進出を加速させることで、アジアのカルチャーにあった新しいonline dating市場を作ります。

まずは、2016年末までに、日本と台湾を含む、アジア10カ国で1000万ユーザーの獲得をめざしており、年内に韓国進出を予定しております。

Q3、主なターゲット層と男女比を教えてください。

ターゲット層は、特に限定はしていませんが、メインユーザーは20代後半、その次に多いのは30代前半です。恋人や将来のパートナーと真剣にめぐり逢いたい、と思う人すべてに、利用して欲しいと考えています。

男女比は6:4となっており、日本のカルチャー的に、女性から積極的にアプローチをすることは稀なので、男性から女性へのアプローチがされやすいように、この割合を維持しています。

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Q4、サービス開始の経緯について、お聞かせください。

(中略)欧米では、online dating serviceと呼ばれる恋愛・婚活マッチングサービスは、男女の出逢いのきっかけとして、当たり前になっており、独身20代・30代の男女の約75%が、これらのサービスを利用しています。

その一方で、日本では未だに「出会い系」のマイナスイメージが強く残っており、その文化が根付きにくく、恋人や将来のパートナーと真剣にめぐり逢いたいと、考える人同士を結ぶ仕組みがありませんでした。しかし、欧米のマーケットを調べれば調べるほど、「このonline datingの波は、必ず日本にも来る」と確信し、事業を1年半前にスタートしました。

また、日本の人口は、2030年には9000万人まで減ると予想されており、未婚率の上昇や、晩婚化も課題です。それらの課題を解決したいというのも、「pairs」というサービスを開始した理由の一つです。

Q5、御社が考える、本サービスの魅力とは?

安全性の確保、相性の良い人とめぐり逢えるためのマッチングアルゴリズム、コミュニティ機能の3つです。(出会い系のイメージが残る日本での展開を考慮し、)「pairs」は、年齢確認のみならず、24時間365日投稿を監視することで安全性を確保しています。

また、「どの属性の人が、どのようなお相手にメッセージを送ると、反応があるのか」という細かい分析を日々行い、その結果をもとに、おすすめのお相手を紹介しています。そのため、おすすめされるお相手は、人によってすべて違い、またその結果も毎日変わります。

3つめのコミュニティ機能では、「人は、属性だけでパートナーを選べない」という考えのもと、共通の趣味でもマッチングできるようにすることで、より気の合うパートナーと出会う機会を、ユーザーに提供していきます。

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