パナソニックから軽量ボディのWライブビューデジタル一眼カメラ『LUMIX DMC-G10』

パナソニックは、世界最軽量ボディのWライブビューレンズ交換式デジタル一眼カメラ『LUMIX DMC-G10』を6月18日に発売します。価格はオープン。『G10』は、『Gシリーズ』ならではの小型・軽量ボディに、カメラが自動で撮影シーンを判別する『おまかせiA（インテリジェントオート）モード』を搭載したコンパクトでカンタン操作のデジタル一眼カメラです。ファインダーと液晶モニタの両方でホワイトバランスやピント、色味などを確認できるWライブビューを実現しています。

従来のデジタル一眼レフカメラでは実現できない小型・軽量ボディとライブビュー機能を生かし、新たなデジタル一眼カメラとしての方向性を打ち出しました。

マイクロフォーサーズシステム規格の採用により、従来の一眼レフの小型化を妨げていたミラーを取り払ったミラーレス構造で、約336gの小型・世界最軽量ボディを実現。さらに、ユーザーの手に自然となじむエルゴノミックグリップを採用し、ライブビューを用いた自由な撮影スタイルをサポートしています。

『超解像技術』を搭載した画像処理エンジン『ヴィーナスエンジンHD2』を搭載しています。広いダイナミックレンジと豊かな階調性という特徴を有するCCDの特性とCMOSの低消費電力性能を併せ持つLive MOSセンサとの最適な組み合わせにより、画質・描写力・表現力をさらに追求し、“写真表現の優れた描写力”を実現しています。

『おまかせiAモード』は、『超解像技術』『自動シーン判別』などなどの機能により、失敗のない写真が誰でもカンタンに撮影できる機能です。本製品では青色LEDを搭載した、光る“おまかせiAモード”ボタンを独立して配置。これさえ押しておけば、失敗のない写真が誰でもカンタンに撮影できます。動画撮影時にも作動させることで、動画でも“おまかせキレイ”なiA動画を実現しています。

写真撮影に加えMotion JPEG動画記録に対応し、1280×720のハイビジョン動画撮影が可能です。モードダイヤルを切り換えることで、誰でもかんたんに動画撮影が楽しめます。新たな動画撮影機能として、『G2』でも好評の動画EX光学ズームを搭載しました。高画素を生かし、最大画像サイズから、中心部を切り出す（記録画素を下げる）ことで、解像度劣化のないままズームアップ効果が得られるEX光学ズームを動画撮影にも適用することにより、動画撮影時に焦点距離の約3倍相当（画質設定HD、WVGA選択時）の望遠効果を得ることができます。

マイカラーモードは写真を構成する大きな要素である「光の色」「明るさ」「鮮やかさ」をライブビュー画面上で直感的に操作できる機能です。ポップ、レトロなど7種類のプリセットによる効果とカスタムモードではより印象的な作品を簡単に撮影者の好みに応じて、「光の色」「明るさ」「鮮やかさ」を画面上でそれぞれ任意に設定することが可能です。

『LUMIX DMC-G10』主な仕様
有効画素数：1210万画素
撮像素子：4/3型 総画素数1306万画素 Live MOSセンサ
防じん対応：スーパーソニックウェーブフィルタ（SSWF：超音波防じんフィルタ）
記録メディア：SDXCメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDメモリーカード
外部端子（インタフェース）：AV出力（NTSC）、USB 2.0 High SPEED（マスストレージ/PTP）、HDMI端子（Mini HDMI Type C）
外部端子（リモート端子）：φ2.5mmジャック
電源：リチウムイオンバッテリーパック（付属7.2V）、バッテリーチャージャー/ACアダプター（付属100～240V対応）
サイズ：W124×D74×H83.6mm
重量：約558g（付属レンズ 14-42mm 装着、バッテリー、メモリーカード含む）、約336g（ボディのみ）

付属レンズ主な仕様
名称：LUMIX G VARIO 14-42mm/F3.5-F5.6 ASPH/MEGA O.I.S.
マウント：マイクロフォーサーズマウント
焦点距離：14～42mm（35mmフィルムカメラ換算 28～84mm）
開放絞り：F3.5（W端）～F5.6（T端）
最小絞り：F22
最短撮影距離：0.3m
寸法：φ60.6×63.6mm
重量：約165g

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