マランツ、DSDのネットワーク再生、4K60P映像に対応したAVレシーバーを発表!

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マランツ、DSDのネットワーク再生、4K60P映像に対応したAVレシーバーを発表!

このたび、オーディオ機器メーカー、マランツがDSDのネットワーク再生、4K映像に対応した7.1chのAVレシーバー「NR-1605」を発表した。
「NR-1605」は、アンプ、映像を含めたチャンネル・セレクターなどを統合したAVレシーバー、またAVアンプと呼ばれる機器と、DSDなどのハイレゾに対応したネットワーク・オーディオ・プレイヤーをひとつにまとめた便利な機材と言える。つい先頃、マランツと同じくD&Mホールディングスに属するオーディオ・ブランド、デノンが、同様のカテゴリー機器として「AVR-X2100W」と「AVR-X1100W」2機種を発表したばかりだ(詳しくは下記、関連OTOTOYニュース記事で)。
「NR-1605」は、全高105mmというAVレシーバーとしては薄型の筐体に、HDMIの入出力に最新の4K/60pに対応。また、DLNA 1.5準拠のネットワーク・プレイヤーとして、また前面にあるUSBポートからメモリ経由で、24bit / 192kHzのPCM、DSD(2.6MHzまでというのは、5.6MHzもリリースしているOTOTOYとしては少々残念だが)のネイティヴ再生などハイレゾ・プレイヤーとしての側面もある。さらにはWi-FiやBluetooth機能を新たに搭載し、スマフォやタブレットからの音楽のネットワーク再生(USB接続での再生も可能)が行え、普段使いの音楽再生に対しても非常に便利な機能が搭載されている。
入力も多彩。HDMIが8系統(フロント1)に加えて、コンポーネント映像2系統、ビデオ映像入力が3系統、音声にしてもアナログ音声が3系統に光デジタルと同軸デジタルが1系統と、これに加えてLANとUSB、そして上記の無線2種と鉄壁の多様さ。
音量調整や入力ソースの切り替え、ステータス情報などのセットアップ画面をモニターへと表示し、日本語のグラフィカルなインターフェースで操作することが可能だ。また付属の専用セットアップ・マイクと併用することで、設置された音響環境を測定し、スピーカーの距離、レベル、サブウーファのクロスオーバー周波数などなど、専門知識が必要そう設定も自動で最適化する「Audyssey MultEQ」も搭載している。
この手の機材を前に想像する設定の煩わしさも、一歩踏み込んだ形で解消されていると言えるだろう。これは初心者には心強い!
こうしたハイレゾ対応のAVレシーバー/AVアンプは、多様な機能を持ち、多彩な入力を制御する、オーディオ、ヴィジュアルの核となる複合機として、ハイレゾ音源を楽しむという意味でも簡単&リーズナブルな機器カテゴリーと言えるだろう。
希望小売価格は81,000 円 ( 税抜価格 )で、発売は2014 年 7 月中旬。詳細スペックなどは下記のマランツによる公式プレス・リリースなどで。
(河村)
・マランツ公式ページ「NR-1605」プレス・リリース(PDF)。
http://www.marantz.jp/jp/pdf/NR1605_PressRelease.pdf
・デノン「AVR-X2100W」と「AVR-X1100W」に関するニュース記事
http://ototoy.jp/news/75753

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