本邦初? ネットでの”釣り”を解説した本『ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い』
アスキー新書より、『2ch、発言小町、はてな、ヤフトピ ネット釣り師が人々をとりこにする手口はこんなに凄い』という本が発売された。
著者は、ネットウォッチ日記の『Hagex-day info』(http://hagex.hatenadiary.jp/)のハゲ子さんことHagexさん。
ネットの炎上案件をウォッチしていると、よく目にするお名前である。
創作話を作り、読者の反応を楽しむ「ネット釣り師」たち。時には世論を動かすきっかけを作ってしまう彼らは、どういった手口で読者をダマし、そしてトリコにするのか。その鮮やかな手口の数々を、彼らの動向を15年間追ってきた人気ブロガーであるHagexが明らかにする。
ということで、ネットでの「釣り行為」とそれを行う「釣り師」について詳細な分析・解説がなされている。ネットでの「炎上」とかについての本はこれまでも結構あったが、「釣り」について主に書かれた本というのは初めてかもしれない。
職業柄、釣り師の発するデマには気をつけようと心がけているのでいろいろと参考になることが多かった。
新聞、テレビといった大手マスコミや政治家ですらネット発のデマに影響されるようになってきている昨今、「うそはうそであると見抜ける人」になるために読んでみてはいかがだろうか。
余談ながら「ウソをウソであると」でGoogle画像検索してみると大変なことになった。
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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