MOOMIN×六文字屋の西陣織！赤ちゃんに優しい「SILKrumi-シルくるみ-」新発売

京都・西陣織の織元である「六文字屋」を運営する岡文織物は、今年80周年を迎えた世界中で愛されるキャラクター「MOOMIN」と西陣織の伝統技術を融合させた新しいシルク100%おくるみ「SILKrumi-シルくるみ-」を、7月17日(木)にROKUMONJIYA ONLINE STOREにて発売した。希望小売価格は13,000円(税別)で、ギフトボックス入りだ。

西陣織2ブランドを展開する六文字屋・岡文織物

六文字屋・岡文織物は、1690年に初代‧半兵衛が創業した西陣織法衣製造「六文字屋」をルーツに300年以上西陣の地で西陣織を作り続けている織元。帯をはじめ様々な西陣織製品の企画‧製造販売を手がけており、西陣織最高峰の「HANBEI -半兵衛-」、新たな西陣織のものづくりを訴求する「ROKU -六-」の2ブランドを展開している。

本社屋「榎邸」は建造から110年以上を経た木造建築の京町家で、重要建造物に指定されており、新たに「ROKUMONJIYA SHOWROOM」として商品を楽しめる店舗となった。

日常の暮らしで気軽にシルクを楽しめるグッズを開発

西陣織の主要原料であるシルク(絹)は、人の肌の組成に近いアミノ酸でできた肌に優しい天然素材だが、化学繊維や低価格素材の普及により、現在の国内絹織物向け需要量はピーク時の1/20以下にまで縮小している(日本蚕糸絹業開発協会推計)。「取り扱いが難しい」「高価で手が届きにくい」というイメージも重なり、暮らしの中で触れる機会が減っているのが現状だ。

「六文字屋」は、このままでは伝統素材であるシルクの文化が消えてしまうのではないかという危機感を抱き、「日常の暮らしで気軽にシルクを楽しめる」グッズの開発に取り組んだ。また、手入れの難しさを克服するため、家庭でも洗える加工を施すことで、おくるみとしての実用性を高めた。

赤ちゃんも安心のオーガニックシルクを使用

「SILKrumi-シルくるみ-」は、人の肌に最も優しい最高級素材・シルクを使って、MOOMINのなかまたちの柄を地紋に織り込んだ、シンプルなデザインのおくるみ。

農薬や化学薬品を一切使わない桑の葉で育てられた蚕から生まれたオーガニックシルク「CONSCIO」を使用し、絹ならではのなめらかな肌触りと高い吸湿性・放湿性で、夏は涼しく冬は温かく、敏感肌の赤ちゃんも安心して使うことができる。

サイズは85cm×120cm。おくるみとしてだけでなく、スカーフやインテリアのアクセントとしてもおすすめだ。

「CONSCIO」は、GOTS(オーガニックテキスタイル世界基準)認証を取得したオーガニックシルクブランド。農薬・化学肥料不使用の桑で育てた蚕から生まれる繭を使用し、環境負荷を抑えた養蚕法で生産している。国内でのトレーサビリティを確保し、人にも環境にもやさしい次世代のサステナブルシルクとして注目されている。

MOOMINをモチーフにした西陣織のポーチや帯も登場

また、今回のコラボレーションを記念し、MOOMINをモチーフにした西陣織のフラットポーチも数量限定で展開。

名古屋帯をはじめ、

半幅帯・角帯も登場する。

染めた糸を使って複雑な模様を織りだす高級織物

西陣織は、京都の西陣で生産される先染めの紋織物の総称で、織ってから染めるのではなく、染めた糸を使って複雑な模様などを織りだす高級織物。

京都の織物の歴史は、約1500年前の古墳時代まで遡るといわれている。中国から京都に伝来した絹織物の技術が受け継がれ、奈良・平安時代には朝廷の命を受けた高級織物を作る役所が設置された。「応仁の乱」が起きると織物職人たちは一斉に大阪へ逃れたが、戦後また京都へ戻り織物業を再開。その場所が、「応仁の乱」の際に西軍が陣地を置いていた「西陣」と呼ばれていたことから「西陣織」の名前が定着した。「西陣織」「西陣」は、西陣織工業組合の登録商標で、2025年は「応仁の乱」が始まり「西陣」の呼び名がついた1467年から558年を迎える。

この機会に、「MOOMIN」と西陣織の伝統技術を融合させた赤ちゃんに優しいシルク100%の贅沢おくるみ「SILKrumi-シルくるみ-」をチェックしてみては。

特設サイト：https://www.rokumonjiya.jp/silkrumi
ROKUMONJIYA ONLINE STORE：https://rokumonjiya.shop
六文字屋・岡文織物HP：https://www.rokumonjiya.jp

(山本えり)

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