画期的な研究に報道も過熱……STAP細胞の小保方晴子博士がマスコミ報道に対し声明を出す
1月29日、理化学研究所の小保方晴子博士が新たな万能細胞であるSTAP細胞の作製に成功したと発表。30歳という若い女性ということも手伝ってか、マスコミもかなり注目しているようだが、そんな中、1月31日に理化学研究所の『細胞リプログラミング研究ユニット』のサイトにて「報道関係者の皆様へのお願い」という文章が掲載された。
http://www.cdb.riken.jp/crp/news2014.1.31_2.html
それによれば、STAP細胞研究はやっとスタートラインにたったところで、これから世界との競争も始まるところであるが、研究に関係のない報道が一人歩きして報道研究活動に支障が出てしまっているという。また、小保方本人やその親族のプライバシーに関わる取材が過熱し知人や友人、近隣住民まで迷惑が及んで心苦しい状況になっているとのこと。そして、
報道関係の方々におかれましては、どうか今がSTAP細胞研究の今後の発展にとって非常に大事な時期であることをご理解いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
STAP細胞研究の発展に向けた研究活動を長い目で見守っていただけますようよろしくお願いいたします。
と結んでいる。
また、理化学研究所も
「STAP細胞の研究成果に関するお問合せ・取材対応について」という文章を掲載。
http://www.cdb.riken.jp/jp/index_stap.html[リンク]
小保方晴子研究ユニットリーダーが研究に集中できる環境を確保することにご協力いただけますれば幸いです
として、個別の取材対応は控えさせていただくとしている。
これらの声明により、マスコミ報道が落ち着くようであればよいのだが、果たして……。
※画像は『理化学研究所』のサイトより
元インターネット雑誌編集者。 2013年5月よりガジェット通信にて記事を書いております、よろしくです。
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