湯呑80円! 北海道小樽ディープスポットで掘り出し物ざくざく【レンタルボックスTARU-BOX】

穴場好き必見!
運河やレンガ造りのノスタルジックな街並みが人気の観光地である北海道小樽。特に北一硝子やオルゴール堂などが並ぶ小樽堺町通り商店街は、多くの観光客で賑わいます。

今回ご紹介する小樽のディープスポット「レンタルボックスTARU−BOX」は、その小樽堺町通り商店街の逆サイドに位置。
地元の人から親しまれるアーケード商店街の小樽都通り方面にあります。

JR小樽駅から徒歩5分という好立地ながら、気づかずスルーしてしまう観光客も多い場所にあるので、これは間違いなく穴場でしょう。
ツタに覆われていて見逃し注意! 目を凝らして発見しよう
人混みを避けて散歩していたときに発見した、緑が生い茂るこちらの建物が「レンタルボックスTARU−BOX」。

緊張しながら入店。

店内は小規模なスペースながら、ボックス型の棚が壁に敷き詰められ、溢れんばかりの商品たちが並びます。
賑やか! レンタルボックスという“ごちゃまぜ空間”
レンタルボックスショップとは、店主が店内に設けた小さなスペースを貸し出し、借り手がハンドメイド作品や中古品などを自由に販売できるお店。
着物にぬいぐるみ、さらにはトースターも。統一感ゼロの品ぞろえが逆に楽しい! 雑多だけれど不思議と心地よい、自由な空気が広がっています。

有田焼が置いてあったり、日光の黄色いネコちゃんキーホルダーが300円で販売。日光で買うよりお得かも……!

エレガント・デザインな扇子。こんな扇子見たことない! どこに売ってるの?! という時代や文化を超越するような雰囲気のものに出会えるのも嬉しいポイント。

「下北沢の古着屋では、この値段では買えないのではないだろうか」と想像してしまった、オシャレな皮のバッグ1500円。

お得好きのハートに火を付ける代物が目白押し。掘り出し物の聖地!!!
気さくで優しい小樽っ子の店主さん

ハニカミ笑顔が印象的な店主さんは、小樽生まれ・小樽育ちの生粋の小樽っ子。観光地として人気のある小樽ですが、住む人が年々減っている現状に、かつての商店街の賑わいを知る店主さんは少し心を痛めているそうです。
そんな思いを語る一方で、レンタルボックスを利用する常連さんと冗談を交わしたり、外国人観光客に身振り手振りを交えて一生懸命英語で話しかけたり――。今この瞬間を生きる姿が、とても輝いて見えました。
このディープな穴場で、地元の人と交流しながら掘り出し物を見つけてみてはいかがでしょうか。

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