たった10秒で喫茶店の香り。忙しくて粉派だった私が、これのおかげでまた豆から淹れられるようになった
キッチンにふわりとコーヒーの香りが立ちのぼる瞬間が好きです。けれど、慌ただしい日々が続くと、どうしても“手軽さ”を優先してしまいがち。
最近は豆を挽く余裕がなく、粉のコーヒーを買って淹れていました。
できれば豆から挽きたい、でも時間がない……。そんな葛藤を抱えていたとき、ふと電動コーヒーミルを導入してみようと思い立ったんです。
ラッセルホブスの電動コーヒーミル
Russell Hobbs(ラッセルホブス) 「コーヒーグラインダー」 5,500円(税込)
挽き方の好みがまだよくわからない初心者でも使いやすく、お手入れの手間が少ないものを探していて出会ったのが、ラッセルホブスの「コーヒーグラインダー」でした。
一度に最大60gまで豆を挽けるので、1〜2人分のコーヒーなら十分。来客時やたっぷり飲みたいときにも余裕があります。
たっぷりと挽けるぶん、本体はやや存在感のあるサイズですが、つや消しシルバーの佇まいがスタイリッシュで、出しっぱなしでも生活感が出にくくなっています。
スイッチを押すだけで好みの挽き加減に
コーヒー豆はいつも粉で買っているのと同じものを用意して、ペーパーフィルター用の中挽きに挑戦してみました。
グラインディングボウルにコーヒー豆を30gほど入れ、スイッチを押すだけ。
硬い豆を砕くため、ある程度の音はしますが、押している時間は短く、思っていたほど気になりません。
押している秒数で細かさが変わる仕様で、粗挽きは約7秒・中挽きは約10秒・細挽きは約12秒・極細挽きは20秒以上が目安。
透明カバーで挽き具合を上から確認できるので、挽き残りがあってもすぐに気づけます。
見つけたら本体を軽く振り、さらに2〜3秒追加すれば均一に挽けました。
綺麗なドーム状に膨んで感動!
購入前にいくつか電動ミルを比較していたのですが、最後の決め手になったのが「グラインディングボウルだけ着脱できる」こと。
本体と一体型のミルが多いなか、これはボウル部分だけ取り出せるので、ペーパーフィルターへこぼさず移せます。
お湯を注ぐと、綺麗なドーム状を超えて、カヌレのように盛り上がるほどの膨らみが。
その様子だけで「これはおいしいコーヒーになりそう」と胸が高鳴ります。
さらに、部屋中に広がるコーヒーのいい香り。喫茶店の扉を開けたときの、あの落ち着いた香りを楽しめます。
飲んでみると、いつもの豆なのに酸味がやわらぎ、まろやかに感じられました。
挽き具合で味の出方が変わるので、豆の持ち味を大切にしつつ、自分にしっくりくる挽き方を見つけていきたいです。
お手入れはブラシでササッと払うだけ
使ったあとのお手入れは、付属のブラシで細かい粉を丁寧に払い落とすだけ。
内部を洗うとサビの原因になるので注意が必要です。
これまでは「なくてもいいか」とハンドミルだけで間に合わせていましたが、電動ミルを導入したことで豆から淹れるハードルがぐっと下がりました。
おかげで、コーヒー豆を買っても鮮度のよいまま飲み切れ、新しい豆を選ぶ楽しみも増えました。いい循環です。
たった10秒で豆からおいしい一杯が淹れられるなら、もっと早く導入すればよかったなぁ。
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