【検証】8K撮影ができる「Insta360 Ace Pro 2」で8K動画を撮ってみた / インド・タイ・香港編
AI搭載アクションカメラ「Insta360 Ace Pro 2」は、8K動画を撮影することができます。アクションカメラなので激しい動きの撮影に適していると思いますが、今回は定位置において長回し撮影してみました。
Insta360 Ace Pro 2で8K動画を撮る
Insta360 Ace Pro 2で撮影可能な8K動画の縦横比は「8K(16:9): 7680×4320@30/25/24fps」と「8K(2.35:1): 7680×3272@30/25/24fps」のふたつ。フレームレートは最大30fpsとなっています。ちなみに4Kの場合は最大120fpsで撮影可能です。
<Insta360 Ace Pro 2 / 選択可能な画質>
8K(16:9): 7680×4320@30/25/24fps
8K(2.35:1): 7680×3272@30/25/24fps
4K(4:3): 3840×2880@60/50/48/30/25/24fps
4K(16:9): 3840×2160@120/100/60/50/48/30/25/24fps
4K(2.35:1): 3840×1632@120/100/60/50/48/30/25/24fps
2.7K(4:3): 2688×2016@60/50/48/30/25/24fps
2.7K(16:9): 2688×1520@120/100/60/50/48/30/25/24fps
1440p(4:3): 1920×1440@60/50/48/30/25/24fps
1080p(16:9): 1920×1080@240/200/120/100/60/50/48/30/25/24fps
Insta360 Ace Pro 2でインド・タイ・香港を撮影
今回は、インドのポートブレア、タイのバンコク、香港の尖沙咀で撮影。あらゆるシーンの画質を知るため、タイでは雨の日にも撮影、香港においては夜景を撮影しました。
<インド・ポートブレア>
場所: 街
天候: くもり
時間: 昼間
尺数: 12分
容量: 10GB
<タイ・バンコク>
場所: 街
天候: くもり
時間: 昼間
尺数: 27分
容量: 23GB
<タイ・バンコク>
場所: 街
天候: 雨
時間: 昼間
尺数: 10分
容量: 8.3GB
<香港・尖沙咀>
場所: 港
天候: 晴
時間: 夜
尺数: 22分
容量: 17GB
キメの細かさと描写のまとまりを感じる
実際に撮って実感しましたが、8K撮影は4K撮影と比較して暗めに映るものの、高精細であることがわかります。4Kモニターやそれ以下の解像度しかないモニターでも美麗に見えるのは気のせいでしょうか。キメの細かさ、描写のまとまりを感じました。
今回の撮影、アクションカメラなのにアクションしてませんが(笑)、こういう「同じ場所を長回しする撮影」にも適していると感じました。晴れの日がほぼなかったので、それだけが悔やまれます。
サーモカメラで8K撮影後のInsta360 Ace Pro 2を撮影
アクションカメラは小型ながらも高画質な動画を撮影するため、熱を持ちがちですが、8K撮影をした直後のInsta360 Ace Pro 2はどれくらい熱くなるのでしょうか。今回、サーモカメラで8K撮影後のInsta360 Ace Pro 2を撮影し、温度を調べてみました。
8K撮影したことを考えると想定内の温度
最高温度が57度ほどでしたが、気温が高いなかで8K撮影をすれば、それくらいにはなるかなと思います。8K撮影したことを考えると想定内の温度でした。なにより、この温度でもダウンしないことが凄いかもしれません。とはいえ、どのアクションカメラにもいえることですが、過剰に熱くなるような環境で使用する場合は、本体温度に気を向けつつ使用したいところ。
アクションカメラも8Kが当たり前の時代へ!?
それにしても、アクションカメラも8Kの時代に突入してきたわけで、この時代のあらゆる場所を高画質で撮影し、映像として残せることは嬉しいかぎり。8K動画をとことん撮影して、いまの自分、いまの体験、いまの時代を残していきたいですね。
(執筆者: クドウ秘境メシ)
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