重心のバランスが最高! 高級シャーペン「テクトツゥーウェイRO」をプロ画家が使ってみた
 
愛用者も多いゼブラの製図用シャーペン「テクトツゥーウェイ」に高級モデル「テクトツゥーウェイRO」が登場。
近年、文具界隈では“高級シャーペン”がジワジワ注目を集めており、中高生の間でも人気が広がっているのだとか。
お絵描き好きとしては、“書き”心地以外に、“描き”心地も気になるところ。そこで今回は、絵画教室の小林聡一先生(プロ画家)にも試していただき、その感想をレビューします。
高級シャーペン「テクトツゥーウェイRO」とは?
「テクトツゥーウェイRO」は軸を振るだけで簡単に芯が出る便利なシャープペンシル。
 
ペン先まで見やすい先端パイプ式と、握りやすい金属製ローレットグリップ、先端がゆるまない下軸一体構造により、安定した精度の高い筆記が可能です。フリシャ機能は中央のリングでロックでき、持ち運び時の誤作動を防止。ロック時は重りが下側に固定され、低重心で安定した書き心地を保ちます。落ち着いた軸色とマットな質感が特徴。
実際に使ってみた
持ってみると重厚感がありますが、重たい感じはしません。振るとシャー芯が出てきます。この機能はロックでオンオフ選べるよう。
手前側に重さがあり、グリップが握りやすいです。
 
重心の絶妙なバランスで、たくさん書いても疲れにくそうな印象です。
プロ画家が使ってみた
 
さてプロ画家に高級シャーペン「テクトツゥーウェイRO」でサラリと栗のデッサンを描いてもらいました。
 
プロ画家の小林聡一先生にも試していただいたところ「重心のバランス、とにかくこの重さがいい感じですね」とのこと。さらに「振ると芯が出てくる機能は慣れるまでちょっと難しい」と率直な感想も。製図用らしく「芯を長く出しても折れにくいのが便利」といったコメントも。
 
また芯は0.5サイズで、今回のレビューではBを利用したのですが、デッサンであれば濃さを2Bか4Bのシャー芯が使いやすいそうです。
製図用としての安定感はもちろん、デッサンにも十分対応できる“描き心地”を実感。プロの意見に加えて、自分自身が使ってみても「重さとグリップの安定感」が心地よく、普段使いにも取り入れたくなる一本です。
高級シャーペンに興味のある方は、ぜひチェックしてみては。
製品詳細情報
https://www.zebra.co.jp/pro/detail/tect_RO/
テクトツゥーウェイRO
¥2,750(税抜価格¥2,500)
芯径|0.5
軸色|ダークブラックシャープ芯0.5mm
サイズ軸径10.5×全長149.0mm
重量22.5g
替消しゴムA(5個入)
品番P-MA141-DBK
JANコード840519※製品サンプル提供:ゼブラ株式会社
画家 小林聡一 先生
イタリア・フィレンツェにてバロック絵画の明暗法および19世紀のアカデミズム絵画の基礎であるシャルルバルグのデッサンを基に油彩画の古典絵画の技法を学ぶ。
現在、全国のデパートや画廊にて作品を発表。また雅号「禊月」の名でペン画を制作活動している。

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