お味噌がわりにヨーグルトでコク&うまみをプラス!?健康志向のレシピ本『目からウロコのおいしい減塩 乳和食』

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『乳和食』

外食や既製食品ばかりが続くと、ついつい摂りすぎになりがちな塩分。血液などの塩分濃度が上がると、のどが渇いてむくみやすくなり、高血圧や不整脈、心疾患といった病気につながることも…。
日本高血圧学会が目標に定めている1日のあたりの食塩平均摂取量6グラム未満に対して、2011年の国民健康・栄養調査では平均摂取量は10.4グラムとなっているように、知らずしらずのうちに塩を過剰に採ってしまっているというデータもあります。
とはいえ、日本食の場合、おいしい風味を出すためには味噌・醤油を多く使う必要があるので、なかなか簡単に減塩するのは難しそう。
そんな悩みを解決するレシピ本『目からウロコのおいしい減塩 乳和食』が主婦の友社から刊行されています。

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著者の小山浩子さんは管理栄養士の資格を持ち、数々の女性誌でもレシピを紹介している料理家で、20年以上に渡ってミルクを使った料理を研究をしてきたとのこと。カルシウム以外にもミネラルやビタミンが豊富な乳製品を使うことにより、血糖や肥満を抑える効果も狙います。
一見、和食に乳製品が合うのかどうか心配になりますが、加熱することでコクとまろやかさをプラスして満足感のあるレシピを考案。味噌を通常の半分に減らし、代わりに市販のプレーンヨーグルトを加える味噌汁などを提案しています。小山さんによると「味噌汁には牛乳ではなくプレーンヨーグルトの相性が良い」といい、こういったチョイスのい小山さんの長年の試行錯誤が見てとれます。
鯖の味噌煮と豚汁にミルクを使った朝のメニューとして、カルシウムを補いつつ塩分カットが出来て、通常の和食よりも栄養バランスの改善に成功するなど、実際の数字も示されているのが特徴です。

この『乳和食』は1155円(税込)で全国の書店で発売中。自分自身はもちろん、家族の健康が気になる人にとってレシピを考える際に参考になる本なので、牛乳が苦手でないという人ならば試してみてもいいかもしれません。

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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