「暁!! 男塾」の「首領暗亜辺」(ドンクラーベ)が一部で話題に!? 教皇選挙・コンクラーベで新ローマ教皇が選出される

2025年5月7日より、ローマ教皇を決める選挙「コンクラーベ」が行われた。8日、ロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が選ばれる。初のアメリカ出身の教皇で、レオ14世と名乗ることが発表された。
奇しくも、3月からコンクラーベを題材にした映画「教皇選挙」が公開されており、合わせて話題となっていた。

映画『教皇選挙』公式サイト
https://cclv-movie.jp[リンク]

「コンクラーベ」という響きと、その態様から、日本では毎回のように「根比べ」というダジャレが散見されることとなる。
一方で「アニヲタWiki(仮)」の「コンクラーベ」の項目には、こんな記述が……。

「コンクラーベ」が日本に伝わったのはイエズス会が辿り着く10年以上前、今の鹿児島に漂着したある宣教師の手によってである。
宣教師を保護したのは、弱小大名であった阿仁尾(あにお)氏。彼は、教皇を選出する手法に大いに興味をそそられたという。
庭園の一画に立てた小屋に部下を閉じ込め、中で大量の湯を焚きながら一人を決めさせ、選ばれた者には褒賞を与えた。
当然、誰もが褒賞を欲しがるが、長引けばみな死ぬ。その瀬戸際を見極めるのが『こんくらいべ』の醍醐味であったと言われる。
後に、大坂の陣に阿仁尾氏の郎党が参加した折、この興味深い風習が伝聞で伝わり、いつしか『根比べ』として広まったと言われている。
――民明書房刊 『誰も知らない日本カトリック教史』

(※一部抜粋)
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/58795.html[リンク]

もちろん上記はネタであるが、「男塾」シリーズでおなじみの「民明書房」にも項目がありそうな「コンクラーベ」。
2005年と2013年にも行われており、2005年には当時スーパージャンプで連載中だった「曉!!男塾 青年よ、大死を抱け」にて「首領暗亜辺」(ドンクラーベ)なるワードが登場しており、今回ネットの一部で話題となっていた模様だ。

「首領暗亜辺」(ドンクラーベ)

12巻収録の第93話「選挙である!!」にて
「『首領暗亜辺』とは瑪羅門の時期首領を決める選挙のこと」
「立候補者はある期間内外部に敵を求め闘いを繰り広げる」
「その勝負 内容を基に有権者である長老達が票を入れる」
「そして最高数を獲得した者が新しい首領となるのだ」
といった台詞で説明されているドンクラーベ、残念ながら(!?)民明書房刊ではない。ちなみに92話のタイトルは「首領である!!」である。

興味のある方、この機会に「男塾」シリーズをお読みになってみてはいかがだろうか。

※画像は「曉!!男塾 青年よ、大死を抱けの家族」12巻 サード・ラインの電子版表紙より

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Taka

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