ベンソン・ブーン、自分を嫌う人々について投稿「少なくともそれなりの理由があってほしい」

 ベンソン・ブーンは、誰もが自分について“美しいこと”を言ってくれるわけではないと理解しているが、それでも、少なくとも自分を嫌う人には建設的な批判をしてほしいと考えているようだ。

 最近のTikTokの投稿で、ベンソンは、理由もなく悪意のあるコメントを残す人々について胸の内を明かした。暗い部屋でカメラを見下ろすように映った映像に重ねて、「もし僕や僕の音楽が嫌いなら、少なくともそれなりの理由があってほしい」というメッセージを綴った。

 彼は続けて、「“なぜベンソン・ブーンが嫌いなのかわからない。ただ、それが正しい気がする”っていうコメントを読んだ。それを読んで、僕はどう改善すればいいんだ?せめて、“彼はどこでもバク転するだけで、他に才能があるのか?”とか、“何度も何度も聴いた唯一の曲に基づいての意見だけど、やっぱり好きになれない”(これは超有効)とか、そういう妥当なことを言ってほしい」と語った。

 ベンソンが言うように、彼が最も広く知られているのは、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で2位を獲得したヒット曲「Beautiful Things」だ。または、2025年の【グラミー賞】でのパフォーマンスのように、ステージでバク転を披露する姿も注目されている。3月に開催された【2025 iHeartRadio Music Awards】で、米ワシントン州出身の彼は、このヒット曲で<年間最優秀楽曲賞>を受賞している。

 あるファンは、この曲の人気によるベンソンのメディア露出が過剰になっているのではないかとコメント欄で指摘した。「たとえば“Beautiful Things”のような曲を、ラジオがあまりにも過剰に流すと、その曲自体、そして結果的にアーティスト自身も損なってしまうような気がする。アーティスト自身の意図とは関係なく」と投稿すると、ベンソンは「正直、これは的を射てると思う!」と同意を示した。

 この投稿は、若きスターであるベンソンが6月に次のスタジオ・アルバム『アメリカン・ハート』のリリースを控えているタイミングで行われた。3月には米ローリング・ストーンのカバー・ストーリーにも登場しており、その際、彼は「Beautiful Things」の成功を経て新たな章を迎えることについて語っていた。

 「この1年は本当に多くのことを教えてくれた。特に、自分のエゴに流されるのが信じられないほど簡単だということをね。“Beautiful Things”のあと、“おい、自分は何でもできるぞ”っていう気になった。でも、それは違う。“僕は世界の王様じゃないし、世界中の誰もが知っているような存在でもない。僕はまだ、新進気鋭のアーティストなんだ”って話すことは、いいことだと思う」と述べていた。

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