【大勝利】ミャクミャクの万博記念硬貨を捕獲したので、マウントを取らせて下さい

ミャクミャクの朝は早い。4月8日午前9時——私は、郵便局の前に立つ。
2025年大阪・関西万博開幕目前、待ちに待ったXデー。そう、万博記念硬貨引き換え開始日!!!ついにこの日がっ・・・・・!!!!!

前日の下見調査にて。
「うちは小さな郵便局なので、計10枚しか届いてないんです・・・」そう話す郵便局員さん。
※交換を受け付ける金融機関(銀行や郵便局、信用金庫など)は財務省のホームページに掲載

熾烈な争奪戦を予想し、入念なシュミレーションを重ねて迎えた決戦の朝-
郵便局前に、緊張が走る。

午前8時00分。誰もいない。
通りすがる人全員、ミャクミャクハンターに見える。禁断症状。

午前8時30分。誰もいない。
郵便局員さんがせっせと郵便ポストを掃除している。のどかだ。

午前8時50分。誰も・・・並んでいなかった。
激戦を予想していたので、拍子抜けとなったが、交換は、1人2枚まで。
無事、一番乗りを決め込み、窓口で伝える。

「記念硬貨、お願いします」

局員さんは、ぴかぴかのミャクミャク硬貨をそっとトレイにのせてくれた。

やっとあえたね!!!!!!!!!

ミャクミャク大勝利!!!!トキメキが止まらない!!!!!!!

重さは普通の500円。価値の重みはプライスレス。

デザイン、めっちゃミャクミャク。

うねり、うごめき、混ざり合い、正真正銘のミャクミャクがいた。

通常の500円玉と比較してみると、一回り小ぶりなサイズのようだ。

ルンルン今にもハミングしだしそうな躍動感と生命力。さすがミャクミャク大先生。
公式発表によると「全国で約220万枚」。そのうちの1枚が、いま、私の手のひらの上でミャクミャクしている。大満足だ。

結論:生涯をともにする500円玉と出会ってしまいました

この500円玉、普通に使える。大根に、ポテチ、カニクリームコロッケだって買えるだろう。

…しかし、私は断言する。

並大抵の人間には、この500円玉を使いこなせないだろう。

ミャクミャクがつぶらな瞳でこちらを見てくるのだ。「本当に使うの?」と。

しばらくは、箱入りミャクミャクとして安全な場所で保護観察をする予定。
日々の疲れを感じたら、そっと取り出して「ミャクミャク…」とつぶやく。きっと元気が出るはずだ。

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ぴかっとさん

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北海道生まれのアラサーです。たくましく生きたいので、筋肉をつけようとしていますが、プロテインは苦手です。読書とオシャベリが好きです。

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