生き方を見つめ直すきっかけに!『ちょっと死について考えてみたら怖くなかった』
ブックダムは、書籍『ちょっと死について考えてみたら怖くなかった』を2月27日(木)に発売。
同書は、20代で母親を含む親戚3人を短期間で失うという経験を経て、「死」について深く考えるきっかけを得た著者・村田ますみさんが、死を前向きに捉える新たな視点を与えてくれる1冊だ。
人々の死生観に触れる機会に
村田ますみさんは昨年2月、東京都内に「終活スナック めめんともり」を開業。スナックママとして、人々の死生観に触れる機会と場をつくり、「死」をより身近なものにし、人と人との繋がりを生み出している。
『ちょっと死について考えてみたら怖くなかった』は、いずれ死を迎えるすべての世代に向けて、終活スナック開業の背景から、理想の最期について考えるヒントを紹介。入棺体験を通じた「生まれ変わり」のプロセス、
対話形式で4人の一日ママへのインタビューなどを通じて、終活の実践的なアドバイスを届けとしている。死は恐れるものではなく、生き方を見つめ直すものとして、自分らしい生と死について考えてみては。
同書のポイント
『ちょっと死について考えてみたら怖くなかった』のポイントの1つは、これからの死生観を提示している点。死を前向きに考えることで、今の生き方を見つめ直すきっかけになるだろう。
海洋散骨のパイオニアとしての経験を活かした内容、独自の視点というのも同書の特徴の1つだ。
また多様性を重視し、様々な死生観の存在を認め、それぞれの選択を尊重する姿勢を提案する。
内容紹介
第1章「なぜ終活スナック? めめんともり開業のルーツを辿る」では、20代で迎えた母の死や母と一生分話せた9ヶ月間の闘病生活、海洋散骨などについて綴っている。
第2章「理想の最期はなんですか?」では、理想の死や最後に食べたいものなどについて。第3章「誰に弔辞を読んでもらいたいですか?」では、「あなたは誰?」を問い続けると自分の人生が見えてくること、棺桶に入るともっと生きたくなることなどについて触れている。
第4章「死に対するイメージ、少し変えてみませんか?」では、自分らしい棺桶で最期を迎えることや、可愛い棺桶から「死」を考えることなど。第5章「めめんともり1日ママに死生観を聞いてみた!」では、多様な選択ができることで死の捉え方がかわること、心を緩めて死を考え生を見つめること、“ひとり死”は怖くないなどに言及。
終章「自分らしい最期を迎えるために必要なこと」では、自分の最期にはたくさんの選択肢があること、親の死と向き合い自分の最期について考える時期などについて綴っている。
「終活スナック めめんともり」について
「終活スナック めめんともり」は、グラスを片手に明るく死について語り合い、死や終活に対する心理的なハードルを下げ、よりオープンに語り合える場として作られた。
店内には、来店客が思い思いに書いた「理想の最期」の付箋が貼られている。
「夢を見ながら死にたい」「大切な人に見守られて逝きたい」「腹上死」「元気なまま死にたい」など、真摯な想いからユーモアのある言葉まで様々な声が綴られている。
同書ではこれらの生の声も収録。また店内には、諸外国から取り寄せた小物を飾った祭壇があり、終活関連の本が並ぶ本棚やワインセラーもある。
著者紹介
著者の村田ますみさんは、YOMI International代表取締役CEO、ハウスボートクラブ取締役会長、日本葬送文化学会副会長を務める。2007年にハウスボートクラブを起業、2011年日本海洋散骨協会を設立し理事長に就任した。
2015年には終活コミュニティカフェ「Blue Ocean Cafe」をオープン、2023年鎌倉新書の終活アンバサダーに就任。昨年2月、死についてオープンに語り合えるサードプレイス「終活スナック めめんともり」を、東京都江東区森下にオープンした。今年2月には「終活スナック めめんともり」の沖縄店もオープン。
『ちょっと死について考えてみたら怖くなかった』は1,760円(税込)、体裁は四六版、ページ数は198ページ。アマゾンや楽天ブックスなどで発売される。同書の詳細についてはブックダムHPにて確認を。
死は恐れるものではなく、生き方を見つめ直すきっかけになるとする同書に目を通してみては。
ブックダムHP:https://bookdam.co.jp/works/14/
「終活スナックめめんともり」公式サイト:https://mementomori-jp.com/
(さえきそうすけ)
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