【山梨県山梨市】甲斐蚕影山神社の「撫で狛猫」の入魂式を実施!猫の日切り絵御朱印やお守りも頒布


猫の日の2月22日(土)午前10時~、山梨県山梨市の「差出磯大嶽山神社(さしでのいそだいたけさんじんじゃ)」の境内社、「甲斐蚕影山神社(かいこかげさんじんじゃ)」の「撫で狛猫(なでこまねこ)」の入魂式の神事が行われる。

国土交通省の関東の富士見百景にも選定される神社


「差出磯大嶽山神社」は、古今和歌集・松尾芭蕉・与謝野晶子にも詠まれた和歌の聖地の神社として知られており、富士山・甲府盆地を眺める神社。国土交通省の関東の富士見百景にも選定されている。

その境内にある、茨城県つくば市にある総本社・蚕影山神社から直接分霊を受けた「甲斐蚕影山神社」は、養蚕の神様を祀る神社。明治33年に建立され、県の総取締役として全盛期には60社以上もの講社を抱え、山梨県の蚕影山信仰の中心の神社だった。

当時、甲州で生産される生糸は「甲斐絹(かいき)」と呼ばれ、高品質な織物に使われた。この生糸は国中地方から富士山方面へ運ばれ織物となり、横浜港を経由して海外に多く輸出されていた(甲斐のシルクロード)。養蚕は県の主要産業であり、養蚕のための家屋も数多く作られたという。

また、各家庭で猫は蚕の天敵であるネズミを除けるために飼われており、蚕を守る神使として大切にされてきた。この故事に基づき、狛猫建立の御霊入れ神事を行う。

撫で狛猫イラスト(©湯浅みき・差出磯大嶽山神社)

狛猫のデザインは、SNSのXで人気の漫画家・湯浅みき先生の詳細なイラストに基づいている。

右には口を開けた、繭(まゆ)を大切に抱えたお父さん猫。左には口を閉じた、お母さん猫と寄り添う子供が描かれており、和やかで福々しい雰囲気のかわいい狛猫となっている。参拝者が撫でることでご利益を授かる「撫で狛猫」としたという。

猫の日切り絵御朱印やお守りも頒布


2月22日(土)の猫の日にあわせて頒布がスタートしている、猫の日切り絵御朱印・お守りにも注目だ。「猫の日切り絵御朱印(数限定・1人5体まで)」は、漫画家・湯浅みき先生のデザイン。親子の猫と「甲斐蚕影山神社」をイメージした、可愛らしい切り絵御朱印だ。切り絵は縁起の良い黄色・台紙は黒色。3月2日(日)まで、2月22日の日付で書いてもらえる。


「猫守(境内社 甲斐蚕影山神社のお守り)」も湯浅みき先生のデザイン。主祭神の和久産巣日神の若々しさ・衣類の神さまでもあり、健康・美容・夫婦円満のご利益があるといわれている。


また、猫みくじも用意。上の画像以上の種類があるとのことだ。

オンライン授与所もあるが、猫みくじは社頭のみとなる。

この機会に、「甲斐蚕影山神社」で行われる「狛猫」の入魂式に足を運んでみては。

■「狛猫」の入魂式
日時:2月22日(土)午前10時
場所:差出磯大嶽山神社境内 甲斐蚕影山神社
住所:山梨県山梨市南1376-1
詳細:https://daitakesan.jp/komaneko20250222

■差出磯大嶽山神社
受付時間:午前9時~午後4時(水曜定休)
オンライン授与所:https://daitakesan.thebase.in

(ソルトピーチ)

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