「お店の親子丼」を自宅で再現する裏ワザ。“あの調味料”に鶏肉を漬けて&冷凍するだけなんて…

※本記事は2024年3月12日に公開された記事を再編集して掲載しています。
Text by 田邉愛理
Photographed by 岡崎健志

身近なようで意外と知らない「冷凍保存」のテクニック。筆者の場合、まとめ買いした肉や野菜を冷凍したものの、使うのを忘れて味が落ちてしまうことがよくあります……。

そこで取り入れたのが、肉と野菜をセットにして、凍ったままで使える「◯◯のもと」にするというアイデア。

『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』(KADOKAWA)で紹介されていた「親子丼」は、鶏もも肉と玉ねぎをあの調味料に漬けて冷凍するだけ!

凍らせることで具材に味が染み込むので、時短でおいしい親子丼がつくれるんです。

めんつゆで下味冷凍!「親子丼のもと」のつくり方

まずは冷凍前の下ごしらえから。卵以外の具をすべて保存袋に入れて冷凍します。

(写真は本書134ページより)

<「親子丼のもと」のつくり方>
1. 鶏もも肉1枚(220g)は、ひと口大、玉ねぎ1/4個は薄切り、しょうが1片は千切りに。冷凍用保存袋を2枚用意し、半量ずつ入れる。
めんつゆ(2倍濃縮)大さじ5、水大さじ6、砂糖小さじ1を混ぜ合わせて袋に半量ずつ注ぐ。


2. 空気を抜いて袋の口を閉じ、金属製のバットの上に置き、冷凍庫で急速冷凍する。

(『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』134ページより引用)

鶏肉は食中毒がこわいので、カットしたあとまな板や包丁をきれいに洗ったり、キッチンカウンターや流しを除菌したりと、地味に手間がかかります。

これなら時間があるときにまとめて済ませられるので、気分的にもかなりラク!

卵を足すだけで、味しみ親子丼がすぐ完成

あとは食べるときに、鍋に凍った具を入れて煮て、仕上げに溶き卵を加えるだけ。インスタントラーメンをつくるのと同じくらいの気軽さでした。

<つくり方>
1. 小さめのフライパンに凍ったままの「親子丼のもと」(1袋1人前)を入れる。ポキッと折ってから入れると、おさまりがいい。

ふたをして中火にかけ、4~5分煮る。ときどきふたを外してかき混ぜるとよい。煮立ったらアクを除いて弱火にし、1分30秒ほど煮る。

2. 鶏肉に火が通ったら溶き卵2個分を回し入れ、刻んだ三つ葉の茎適量を散らす。

ふたをしてひと呼吸置き、火を止める。卵が半熟状になったら、ごはん適量を盛った器に乗せ、刻んだ三つ葉の葉適量を散らす。

(『ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!』134ページより引用)

食べてみてびっくり。鶏肉はジューシーで、噛むと旨みがあふれます

つゆ自体はあっさり目の味加減なのに、冷凍することで鶏肉と玉ねぎにしっかりと味が染み込んでいて、とろとろの卵と合わせたときの塩梅が絶妙。まるで親子丼専門店のようなプロっぽいおいしさなんです。

忙しいときほど有り難みを感じる自家製「親子丼のもと」、ぜひ試してみてください。

ニチレイフーズの広報さんに教わる 食材の冷凍、これが正解です!

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