【京都府京都市】隨心院「名勝・小野梅園」を一般公開!大好評「小町 美味いもんマルシェ」も同時開催
真言宗大本山 隨心院は、3月8日(土)〜23日(土)の期間、「名勝・小野梅園」を一般公開。また3月8日(土)・9日(土)の2日間は、オープニングイベントとして「小町 美味いもんマルシェ」を開催する。
「名勝・小野梅園 観梅会」を開催
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はねずの梅
梅の名所として広く知られている、小野小町ゆかりの隨心院。四方を囲まれた梅園は独特の没入環境を持ち、ゆったりとした時間の流れを感じられる特別な場所として知られている。
小野梅園「はねずの梅」は、京都市内きっての遅咲きの梅。この梅園には山紅梅、白梅、薄紅梅などの種類があり、最も多い薄紅梅の色を古来より「はねずいろ(朱華色)」と呼ぶことから「はねずの梅」とも呼ばれ、春の訪れを告げる京都市内きっての遅咲きの梅として古くから親しまれている。
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告知チラシ
3月8日(土)〜23日(土)は、そんなねずの梅をはじめ、約200本の紅梅や白梅が咲き誇る姿を間近で鑑賞することができる。
入園料は大人300円、保護者同伴につき小学生以下の入園料は無料。小野梅園の入園者を対象に、季節ごとの美しい風景を切り取ったオリジナル絵はがきを先着でプレゼントする。
昨年も賑わいを見せた「小町 美味いもんマルシェ」
3月8日(土)・9日(土)の2日間は、地元のキッチンカーをはじめ、各地から隨心院に「美味いもん」が集結する「小町 美味いもんマルシェ」を開催。
たい焼きやクレープ、ベビーカステラといった定番のものに、ライスバーガーやステーキ丼、ホットドリンクといったこだわりのグルメやスイーツが勢ぞろいする。
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昨年の様子
会場には飲食スペースも用意しているため、心ゆくまで楽しめそうだ。
梅園茶室で楽しむオリジナル和菓子
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呈茶サービス※写真はイメージ
小野梅園内に佇む茶室では、京都橘大学裏千家茶道部の学生が注文ごとに一つ一つ丁寧に点てる抹茶と隨心院オリジナル和菓子のセットを提供。
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呈茶サービス(花の間をイメージして創作)※写真はイメージ
和菓子には、梅をイメージしたはねず餅と花の間をイメージした創作和菓子があり、ほのかな甘みの和菓子と香り高い抹茶を味わいながら、梅園の景色をゆったりと堪能することができる。
オリジナル和菓子は数量限定で、なくなり次第終了。なお、本格的な呈茶サービスを実施するため、1967年に発足された、歴史ある京都橘大学 裏千家茶道部にも運営の協力をしてもらっている。
「梅香る御朱印」が登場
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限定“梅香る御朱印”
同じく3月8日(土)・9日(土)の2日間、「梅香る御朱印」が各日1,000枚の数量限定で登場。日本の伝統的な染色手法である友禅染の技術を応用した印刷技法「友禅印刷」が映し出す淡いタッチの小野小町と和歌をつづったもので、梅のお香を使用した香り付きの御朱印となっている。
限定御朱印は無くなり次第終了。一人一枚ずつの授与で、郵送対応は行なっていない。
地元に伝わる踊り「はねず踊り」
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はねず踊り
3月30日(日)には、隨心院小野梅園に咲く紅梅は古くからこの名で親しまれてた、小野小町の伝説を由来とする地元に伝わる踊り「はねず踊り」も開催。
うす紅色のことを指す日本の古語である「はねず」。小野小町の伝説を多く遺したこの地では、その昔、小野郷の少女らが家々を回って門前で踊っていたと伝わっており、大正時代に一度は途絶えるも、寺と地域住民が一体となり現在の踊りとして1973年に復活、今日まで続いている。
3月23日(土)に公開を終える梅園も、「はねず踊り」開催日は特別に開園。少女らの舞とともに観梅を楽しむことができる。
「はねず踊り」の観覧料は、大人1,000円、中学生800円、小学生以下無料。料金には拝観料・梅園入園料が含まれている。
雨天時は堂内にて開催。公演時間は公式サイトにて確認できる。
梅園公開期間中のイベントについて
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花の間
2月26日(水)〜3月14日(金)の期間は、「能の間」にてJR東海との企画、花咲く京都「花の間」を開催。「能の間」を彩る襖絵「極彩色梅匂小町絵図」と花々との共演はここでしか見られない景色とあって大変好評を得ており、2022年から毎年実施されている。
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NAKED花みくじ
なお、昨年も好評を得た「NAKED花みくじ」も金土日限定で実施される。
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如意輪観世音菩薩坐像
3月1日(土)~31日(月)の期間は、隨心院の本尊であり秘仏である「如意輪観世音菩薩坐像」の御開帳も実施。重要文化財である本尊は、その見た目から人気が高く、毎年この時期には多くの拝観者が来院しており、梅園と併せて楽しむことができる。
拝観料は「花の間」「特別御開帳」ともに大人500円、中学生300円、小学生以下無料。開催時間は9:00~17:00(閉門16:30)となっている。
隨心院について
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極彩色梅匂小町絵図
真言宗善通寺派の大本山・隨心院は、仁海僧正が991年に創建し、後堀河天皇から門跡の宣旨を受けた格式高い寺院。
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今春予定の御朱印(※)
小野小町ゆかりの地として知られ、フォトジェニックな襖絵や切り絵御朱印が人気を集め、映画やドラマの撮影地としても注目されている。
この機会に、隨心院へ足を運んでみては。
■隨心院
住所:京都府京都市山科区小野御霊町35
公式サイト:https://www.zuishinin.or.jp
イベント特設ページ:https://www.zuishinin.or.jp/2025/01/onobaien2025
公式Instagram:https://www.instagram.com/zuishinin
お願い事項:駐車場には限りがある。 開催期間中は混雑が予想されるので、公共交通機関を利用してほしいとのこと
(※)今春予定の御朱印のデザインは制作中のもの。変更となる場合がある。
(丸本チャ子)
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