総合容器メーカーの大和製罐が「冬の定番！スープ系缶飲料」に関するアンケートを実施

総合容器メーカーの大和製罐は、20～40代の男女1,031人を対象に「冬の定番！スープ系缶飲料」に関するアンケート(※)を実施し、その結果を発表した。

コーンスープが549票で1位を獲得

アンケートでは、冬に飲みたいスープ系缶飲料のフレーバーを聞いたところ、コーンスープが549票で、1位を獲得。2位にはポタージュスープ、3位にはおしるこがランクインしており、冬の定番メニューが上位にランクインしていることがわかった。

店舗の味を再現したラーメンスープなどユニークなフレーバーもランクイン。自由回答で「あったら飲みたいフレーバー」を聞いたところ、「二郎系ラーメンスープ」や「家系ラーメンスープ」など未発売のスープも挙がった。

スープ系缶飲料を最も飲みたい時間は「夜」

また、スープ系缶飲料を飲むとしたら誰と飲みたいか、との問いには、全体の6割以上が「1人で飲みたい」と回答。

飲みたい時間帯を聞く質問では、「夜」と回答した人が24％と最も多い結果となった。この調査結果から、スープ系缶飲料は1人でリラックスしたい時や、軽食として飲まれているが多いことがうかがえる。また、冬の冷え込む時間帯(早朝や夜など)に、からだを温める目的としても購入されていることが推察される。

さらに、スープ系缶飲料を飲みたい場所を聞く質問では、「自宅」が263票で最も多く、2位は「勤務先(オフィスや現場)」で124票。屋外で飲むよりも、自宅でゆっくりと飲みたいと考える人が多いようだ。

スープを飲みたいのは「おやつ休憩時」

冬に飲みたいシチュエーションを聞く質問では、「おやつ休憩時」が127票と最も多い結果に。スープ系缶飲料は、リラックスしたい時に飲まれることが多いようだ。

また、スープ系缶飲料の好きなところは何か聞いたところ、「あたたかい」と回答する人が398票で最多に。TOP3は男性に比べ女性の回答数が上回っていることから、女性のホット飲料缶への関心が高いことがうかがえる。

「リサイクルできることを知らない」6割超

スープ系缶飲料の容器素材を聞く質問では、回答者の87％が鉄(スチール)以外と回答。同じ金属素材ではアルミ二ウム(37％)と回答する人が多く、スチール缶容器の認知が低いことが明らかになった。

また、大和製罐が今年4月に実施した「平成世代に聞くSDGsとスチールに関するアンケート」でスチールの原料を聞いたところ、「鉄」と回答する人が最も多い結果だったが、缶製品に使用している素材に対してはスチール(鉄)と認識していない人が多いようだ。

スープ系缶飲料の容器リサイクルについて聞く質問では、「知らない」と回答した方が66％と「知っている」を上回る結果となっている。

スープ系缶飲料に使用している素材はスチール(鉄)のため、コーヒーなどの缶製品と同様のリサイクルが可能だが、内容物の違いからリサイクルできる容器として認知されていない実情が明らかとなった。

金属容器の認知向上を目指す

地球規模で環境問題が深刻化するなかで、どのようにして持続可能な未来を育んでいくかということは、人々が取り組むべき課題となっている。

大和製罐は総合容器メーカーとして、SDGsを企業活動の中核に据え、環境に優しいモノ作りに取り組んでいる。そのなかでも循環型社会の構築を目指すために、リサイクル性に優れたスチール缶をはじめとした金属容器の認知向上を目指している。

飲み方は「夜」に「自宅」でソロ飲みが最多！大和製罐が実施した、スープ系缶飲料に関するアンケートを、この機会にチェックしてみては。

■調査概要
名称：「冬の定番！スープ系缶飲料に関するWEBアンケート」
期間：10月1日～3日
有効回答数：1,031人(うち男性:525人、女性:506人/均等割付)
調査機関：インテージ
調査方法: インターネット調査

※ アンケートの「スープ缶系飲料」とはジュース、コーヒーなどのホット飲料を除いた缶飲料を指す。(缶詰製品は対象外)

(江崎貴子)