新進歌人と若き芸術家による、「季節と装い」をテーマにした短歌カレンダーが発売!


環境にも人にもやさしい印刷会社のマルワが、「デザイナーを目指す学生のイラスト」&「歌人 野口あや子さんの書下ろし短歌」のカレンダー「『季節と装い』短歌カレンダー2025」を発売した。価格は1,100円(税込)。

マルワによる未来の作家を育てる社会貢献の取り組み

1月

同社では、各界で活躍する人気作家による月ごとに書下ろした作品をベースに、未来の芸術家を目指す愛知県立芸術大学の学生がインスピレーションされたイラストを融合したカレンダーを作成。

そして、カレンダーが流通するまでをプロデュースする取り組みを10年来継続的に実施してきた。

2月

このコラボカレンダーに参画した学生の中には、現在、プロとして活躍するアーティストも多数いる。

在学中にプロダクトが流通するという経験は何物にも代えがたい。モチベーションの向上やさらなる創作活動の糧となるなど、未来の作家を育てる社会貢献の一環を担っている。

情景が染み入る現代短歌のオリジナルカレンダー

3月

今回、作歌はもちろん、朗読活動や散文、多くのイベントで全国的に活躍する名古屋在住の歌人、野口あや子さんとのコラボにより「季節と装い」をテーマにオリジナルカレンダーが完成した。

カレンダーの仕様は月めくり、1月始まりで、縦型、壁掛けタイプ。サイズは140×210㎜(展開サイズ:140×420㎜)。印刷は全ページカラー、加工は一穴、中綴じホッチキス2か所。名入れ可能だ(各月カレンダー部分および裏表紙)。

4月

作家本人の関心が高かった「装い」をテーマに、独自の視点を包括した書下ろし12首を掲載。短歌に興味がある人はもとより、初めて現代短歌にふれる人にもその情景が染み入ることだろう。

朗読活動などにも携わる歌人・野口あや子さん


野口あや子さんは、1987年岐阜市生まれ、愛知淑徳大学文化創造学部卒業。現在、名古屋市在住。高校在学中に「カシスドロップ」にて短歌研究新人賞を受賞。短歌研究社の第一歌集『くびすじの欠片』にて現代歌人協会賞を受賞。

ほかの歌集には、短歌研究社の『夏にふれる』と『かなしき玩具譚』、書肆侃侃房の『眠れる海』などがある。

その他、俵万智さん、小佐野彈さんとともに短歌研究社の歌集『ホスト万葉集』の編者を務め、執筆のほかレクチャーや講演、朗読活動にも携わる。現在、名古屋芸術大学非常勤講師。

用紙には環境に優しいコットンペーパーを使用


カレンダーの用紙には、洋服ごみから生まれた紙「サーキュラーコットンペーパー」を採用。洋服などの廃棄コットン50%と木材パルプ50%からできた、「サーキュラー(循環型)」 な社会を目指してつくられたコットンペーパーだ。

衣料の製造過程で発生する繊維くずを利活用した独特の風合いを持つこの紙は、学生の描くイラストとの相性だけでなく、「装い」というテーマにもピッタリ。

短歌に興味がある人や2025年のカレンダーを検討している人は、「『季節と装い』短歌カレンダー2025」をチェックしてみては。

マルワ公式通販サイト:https://happygoods.base.ec

(佐藤 ひより)

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