クリーマ 高知よさこい祭りの鳴子を使った“傑作”販売! 日本の祭 × Creema アップサイクルプロジェクト で実現、青森ねぶた 秋田竿燈に続く廃材の創造的再利用

古くから伝わるニッポンの伝統行事や祭りは、ハレの非日常で華やかな世界の裏で、実は大量の廃棄物を生み出している。

そんな事情に、日本最大ハンドメイドマーケットプレイスEC「Creema」(クリーマ:https://www.creema.jp/)が向き合い、クリエイターたちがこうした“祭り廃材”を活用し、新たな価値・魅力をインストールして売り出すアクションを手がけている。

それが、日本の祭×Creema アップサイクルプロジェクト


Creema(クリーマ)はこれまで、全国各地の自治体や企業とともに、さまざまなものづくりを通じた社会課題解決や地域共創に取り組んできた。

この「日本の祭×Creema アップサイクルプロジェクト」では、日本各地で親しまれる伝統的な祭で生じる廃材を、クリエイターの感性と技術によって、日常的に使うことのできるアイテムとして新たな命を吹き込む企画。

これまで、青森 ねぶた祭、秋田 竿燈まつり とコラボし、全国の自治体・祭事担当、クリエイター、ユーザーなどから注目を集めた。

そして今回、3番目のコラボとなる伝統行事が↓↓↓

高知「よさこい祭り」鳴子を商品化

「日本の祭×Creema アップサイクルプロジェクト」3番目のコラボは、よさこい祭り発祥の地・高知「よさこい祭り」。

今回は、よさこい祭りでの役目を果たし廃棄される 鳴子(なるこ)を活用した作品アイデアをクリーマで募集。

前年の よさこい祭り 終了後に回収した鳴子を使い、15点のアップサイクル作品が完成。

7月29日から Creema 特設サイト限定で展示・販売をスタートした↓↓↓
https://www.creema.jp/event/kochi-yosakoi-sakuhin

スマホ立て、一輪挿し、バッグ、家具…

高知「よさこい祭り」は、毎年8月9日から4日間、約200チーム、1万7,000人の踊り子が、両手で鳴子を鳴らしながら市内を乱舞する、70年の歴史を持つ伝統祭。

「毎年4万個の鳴子が祭りで使われるという。汗とよろこびと涙が含まれている。それをクリエイターが大事に再生いただいているのは、鳴子も出演者もよろこんでいるはず。感謝」(よさこい祭り振興会 谷脇 常任理事)

「世代を超えて親しまれる高知よさこい祭り。高知よさこい祭りの発展、サスティナブルのために、今後も『日本の祭×Creema アップサイクルプロジェクト』を継続していきたい」(クリーマ 丸林耕太郎 代表)

この高知で発祥した「よさこい」は、いまや国内外の200を超える地域と国で開催されるグローバルな祭りに成長。華やかな衣装と鳴子が特徴で、「高知市民であれば誰もがひとつは自分の鳴子を持っている」とも。

Creema 特設ページ&リアル会場で販売

一つひとつ職人の手によって生み出される鳴子は、非常に丈夫で、使い捨てることはないものの、衣装や流行に合わせたデザインに変わることもあり、古い鳴子は自宅に保管されたり、まとめて破棄されることも多い。

毎年、高知よさこい祭りには2万人が参加するというから、両手にもつ鳴子は、その年で合計4万個が使われていることになる。

今回はそんな 鳴子 を素材として活用した15点のアップサイクル作品が完成。

完成した作品は7月29日から Creema 限定でオンライン販売されるとともに、特設ページなどで発信されるほか、8月9日から行われる「高知・よさこい祭り」の会場でも一般展示される。

「クリーマは今後も、これまで培ってきた、Creema のプラットフォーム基盤や発信力、全国の自治体との連携ノウハウを活かし、日本各地の素晴らしい伝統やものづくり文化をより多くの人に届けることで、“ものづくりによる地域共創・社会課題の解決”に取り組んでいきます」(クリーマ 丸林耕太郎 代表)

鳴子の存在感を生かし、新しい息吹を

「よさこい祭りは、全国的な不況の中、戦後の荒廃した市民生活が落ち着きを見せ始めた昭和29年8月に不況を吹き飛ばし、市民の健康と繁栄を祈願し、併せて夏枯れの商店街振興を促すため高知商工会議所が中心となり始まりました。

未来へバトンをつなぐために、私たちは持続可能なよさこい祭りを模索し、そして高知発祥であるよさこい祭りを全国に広めていきたいと考えています。

そんななか、よさこい祭りを象徴する鳴子がアップサイクルされて、高知でお披露目できるクリーマとのプロジェクトは、持続可能なよさこい祭りを象徴する取り組みだと考えます。

まず、作品を拝見してクリエーターの方々には、多彩なアイデアで創作していただきましたことに感謝いたします。

どの作品を拝見いたしましても、鳴子の存在感を生かしつつ、新しい息吹を吹き込んでいただいたように感じます。

作品全体としても、よさこい祭りのように世代を問わず受け入れていただけるように思います」(よさこい祭り振興会 西山 会長)

ものづくりを通じた地域共創

クリーマは、日本最大のハンドメイドマーケットプレイス「Creema」を主軸に、国内外における大規模クラフトイベントの開催や、ものづくりを応援するクラウドファンディングサービス「Creema SPRINGS」、レッスン動画プラットフォーム「FANTIST」、ネットショップ開設サービス「InFRAME」など、多面的にクリエイター活動を応援するクリエイターエンパワーメント事業を展開中。

これらサービス展開で、ものづくりにまつわるさまざまな課題が存在することを目の当たりにし、2016年より全国各地の自治体や団体とともに、伝統工芸・地域産品の販路拡大や商品開発、産学連携、移住支援、街おこしイベントなどを実施し、クリーマならではのものづくりを通じた地域共創・社会課題の解決に取り組んでいくという。

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