金沢土産におすすめのかわいい＆定番和菓子10選。金沢駅で買える！

北陸新幹線延伸で一段と訪れやすくなった金沢。日本三大和菓子処である金沢を訪れたら、お土産にはやっぱり和菓子が鉄板ですよね。和菓子といえば日本の伝統的なお菓子というイメージを抱きがちですが、実はモダンでかわいらしい見た目のものもたくさんあるんです。今回は、金沢駅からアクセスの良い人気和菓子店のかわいい和菓子や定番和菓子をピックアップ。各店2品ずつ、計10品をご紹介します。

【目次】

• ①加賀八幡 起上もなか（金沢 うら田）
• ②いちじくふくさ（金沢 うら田）
• ③銘菓 福うさぎ（金澤 福うさぎ）
• ④たままる（金澤 福うさぎ）
• ⑤金澤文鳥（清香室町）
• ⑥銘菓くるみ（清香室町）
• ⑦かいちん（石川屋本舗）
• ⑧ちびうめ（石川屋本舗）
• ⑨まるごとみかん大福（和菓子処 中越）
• ⑩黄金金時（和菓子処 中越）

①加賀八幡 起上もなか（金沢 うら田）

加賀八幡さまが生誕した際の真紅のおくるみ姿を模した金沢の郷土玩具「加賀八幡起上り」。その愛らしいかたちをモチーフに、和菓子店「金沢 うら田」が市内の人形店「中島めんや」とのコラボでつくり上げた「加賀八幡 起上もなか」は、誕生から70年近く人気を誇るロングセラー商品です。風味の良い最中としっとりなめらかなつぶ餡の相性は抜群。縁起の良い赤色の包装も相まって、出産などの祝いごとにもよく使われているそう。

②いちじくふくさ（金沢 うら田）

鮮やかなグリーンが目を引く「いちじくふくさ」は、同じく金沢 うら田のロングセラーとして地元の人々に愛されてきた生菓子。石川県産のいちじくを混ぜ込んだ黒こし餡を、ふっくらモチモチの生地ではさんだオリジナルの一品です。いちじくの種のプチプチ食感がアクセントになった爽やかな味わいは、日本茶だけでなく紅茶にもよく合います。

■店舗情報
金沢 うら田　公式サイト
購入できる主な場所：
・百番街店　JR「金沢」駅直結
・泉野店　JR「金沢」駅下車、北陸鉄道バス石川県立大学行など「泉が丘」停留所から徒歩約5分　など

③銘菓 福うさぎ（金澤 福うさぎ）

うさぎの目と耳の焼印がとってもキュートな「銘菓 福うさぎ」は、約20年前に誕生した和菓子ブランド「金澤 福うさぎ」の看板商品。地元石川・金沢の名産品を中心とした素材を餡に仕立て、ふんわり・もっちりとした生地で包んだ小さな蒸しまんじゅうです。フレーバーは「五郎島金時」「能登大納言」「棒茶」「能登産かぼちゃ」「石川県産ゆず」の5種類があり、カラフルなうさぎが並ぶさまに心ときめきます。

④たままる（金澤 福うさぎ）

銘菓 福うさぎの姉妹商品として生まれた「たままる」は、同じくうさぎをモチーフにこんがり焼き上げたまんじゅう。しっとりとした食感にやさしいミルクの風味が広がる「みるく」のほか、「五郎島金時」「抹茶」「しょこら」の4種の味がそろいます。ちょこんと飛び出た耳がかわいらしく、口に入れるのを思わずためらってしまいそう。手軽に食べやすい一口サイズなので、お子さんがいるご家庭への贈りものにもどうぞ。

■店舗情報
金澤 福うさぎ　公式サイト
購入できる主な場所：
・百番街店　JR「金沢」駅直結
・かなざわはこまち本店　JR「金沢」駅から徒歩約15分　など

⑤金澤文鳥（清香室町）

こちらを見つめる文鳥に「ドキッ！」としてしまいそうな、ユーモアたっぷりのパッケージが大好評の「金澤文鳥」。70有余年の歴史をもつ「清香室町」の定番・一口ようかん「北国宝生旅衣」から生まれた新感覚のようかんです。加賀紅茶や加賀棒茶、珈琲を混ぜ込んだようかんに、それぞれドライフルーツやナッツ、能登大納言小豆が入っていて、豊かな香りとゴロゴロとした食感がくせになりそう。2023年度グッドデザイン賞を受賞したというのも納得の一品です。

⑥銘菓くるみ（清香室町）

一方、1946年の創業当時から愛され続ける「銘菓くるみ」は、全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞した実績のある、清香室町の代表銘菓。北海道産の小豆と高純度の白ざら糖を使用し、天然の地下水で炊き上げた餡と餡を包む直前に焼き上げるサクサクの最中生地、そして丸ごと入った大粒のくるみの三位一体の食感＆味わいは唯一無二です。金沢のお土産といえば「コレ！」と言う人も多いので、まずはお試しあれ。

■店舗情報
清香室町　公式サイト
購入できる主な場所：
・百番街店　JR「金沢」駅直結
・本店　JR「金沢」駅下車、北陸鉄道バス東部車庫行「幸町」停留所から徒歩約1分　など

⑦かいちん（石川屋本舗）

犀（さい）川のほとりに佇む和菓子店「石川屋本舗」。天保年間の創業より地元金沢の人たちに愛される老舗です。上生菓子などの伝統的な和菓子も扱う同店ですが、店頭で特に目をひくのが「かいちん」。寒天と砂糖を自然乾燥させた琥珀糖で、宝石のような色とりどりのビジュアルに心躍ります。外はシャリっと中はゼリーのように柔らかい食感。口いっぱいにやさしい甘さが広がる、子どもから大人まで食べやすいお菓子です。定番以外にも季節やイベントに合わせてさまざまな味やデザインが登場します。

⑧ちびうめ（石川屋本舗）

もう1つ、石川屋本舗の名物として人気の和菓子が「ちびうめ」。梅肉入りの白餡を小さく丸めたお菓子で、白餡の甘さと梅の酸っぱさの絶妙なハーモニーが楽しめます。梅干しのようなコロンとした見た目がかわいらしく、お茶請けにもちょうどいいサイズ感。個包装かつ1箱5個入りの小容量なので、ちょっとしたお土産にもぴったりです。

■店舗情報
石川屋本舗　公式サイト
購入できる主な場所：
・百番街店　JR「金沢」駅直結
・本店　JR「金沢」駅下車、北陸鉄道バス畝田住宅行または大野港行「市立工業高校前」停留所から徒歩約23分　など

⑨まるごとみかん大福（和菓子処 中越）

「和菓子処 中越」で、発売以来大人気を誇る「まるごとみかん大福」。いちご大福をヒントに、みかんを皮ごと白餡と羽二重餅で包んだ、インパクト大のフルーツ大福です。羽二重餅にもみかんの果肉を練り込んでいて、爽やかかつとってもジューシー！　フルーツ大福は、ほかに「ごろごろりんご大福」「ふんわりブルーベリー大福」があり、季節限定で「パイナップル大福」「メロン大福」「ルビーロマン大福」といった味も登場するそうなので、食べ比べてみては（※）。

※編集部注：発売時期は未定です

⑩黄金金時（和菓子処 中越）

また、和菓子処 中越で発売から約25年愛される地元手土産の定番といえば「黄金金時（こがねきんとき）」。加賀野菜の1つ五郎島金時とこし餡を合わせた、一口サイズのお菓子です。生地はなめらかな口当たりで、さつまいもの上品な風味とこし餡の甘みがやさしく溶けあいます。石川県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」のパッケージは、店舗でしか買えないレア商品なので要チェックです。

■店舗情報
和菓子処 中越　公式サイト
購入できる主な場所：
・百番街店　JR「金沢」駅直結
・中越本店　JR「金沢」駅下車、北陸鉄道バス戸水行など「金沢西高校」停留所から徒歩約5分　など

かわいいだけでなく、味にももちろんこだわりがある和菓子ばかりなので、スイーツ好きな方へのお土産にも喜んでもらえること間違いなしです。今回ご紹介したお店はすべてJR金沢駅直結の「金沢百番街」に直営店があるのでアクセスも安心。金沢旅行のお土産リストにぜひ加えてみてください！

掲載情報は2024年7月24日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。