ケイティ・ペリー、「Woman’s World」MVへの批判に対する回答動画を公開

ケイティ・ペリー、「Woman’s World」MVへの批判に対する回答動画を公開

 ケイティ・ペリーが、ニュー・シングル「Woman’s World」のミュージック・ビデオに対する批判に応えているようだ。現地時間2024年7月13日に彼女はMVの撮影舞台裏を公開し、一見したところ女性のエンパワーメントがテーマのビジュアルに込めた意図を説明した。

 インスタグラムに投稿されたこの動画に彼女は、「何だってできるよ!風刺だってね!」 とキャプションを添えている。

 7月11日に公開された「Woman’s World」のMVは、フェミニスト・アンセムを書こうとする時代遅れの試みだとの批評もあった。この動画では、ケイティがピンナップ・ガールに扮し、工事現場で働いているところ金床で殴られる。彼女はその後、女性主導の黙示録的世界に現れ、仲間の女性たちと楽しい騒動を起こす。

 また、この楽曲の共同プロデューサーとしてドクター・ルークが参加していることも、火に油を注ぐような結果になってしまったようだ。ケシャから性的不品行で訴えられたプロデューサーで、この二人は裁判が予定されていた2023年に9年にわたる泥沼の法廷闘争に決着をつけた。

 公開後に起こる反発を予期していたかのようなケイティの回答動画では、撮影現場でダンサーたちに囲まれながらこのビジュアルに込めた思いを説明している。半裸のダンサー、ウィスキーを一気飲みするケイティ、小便器で用を足すふりをするケイティ一行が登場するMVの前半部分について彼女は、「ちょっとした皮肉のつもりで楽しんでいるんです。ドタバタ喜劇で、陳腐な感じなんです」と述べ、「このセットでは、“私たちは男性のまなざし(を体現していない)けれど、本当は男性のまなざしそのものなんです”という感じで、本当にオーバーに、陳腐にやっています。なぜなら、私はこれから叩き潰されるからで、それは私にとってリセットのようなもの、女性の神的側面についての私の考えをリセットするようなもので、この後行くのは全く違う世界なのです」と説明している。

 彼女は最後に、「私たちはこのビデオを、非常にもっともらしいポップ・スターのビデオのように見せて開始したかったので、こうなったんです」と語っている。

 「Woman’s World」は、ケイティにとって米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で5位を記録した2020年の『スマイル』以来のリリースとなる。この楽曲は彼女の待望のニュー・アルバム『143』のリード・シングルだ。このダンス・ポップ・アルバムは現地時間2024年9月20日にリリースされる。

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