【総集編】料理人・鳥羽周作シェフによるマクドナルドの激うまアレンジレシピまとめ

料理人として絶大な支持を得ている鳥羽周作シェフ。自身が手がけた『sio』『Hotel’s』『FAMiRES』など複数の飲食店だけでなく、SNSやYouTubeでもレシピを公開し、多くの人たちから大絶賛されている。彼の凄まじい点は、公開するレシピすべてが大絶賛されているという点。誰でも簡単にでき、しかも激ウマなレシピばかりなのだ。

鳥羽周作シェフのマクドナルドのアレンジレシピ総集編

そんな鳥羽周作シェフはマクドナルドも大好きなようで、マクドナルドのバーガーのアレンジレシピを公開し、これもまた大絶賛されている。今回は、鳥羽周作シェフのマクドナルドのアレンジレシピを総集編としてまとめてご紹介したいと思う。

チキンタツタの激うまアレンジレシピ

・チキンタツタ
・マスタードソース

用意するものは、チキンタツタとチキンマックナゲットのマスタードソースのみ。チキンタツタの上部バンズを取り外し、竜田揚げにマスタードを容器の半分くらい塗り、バンズを乗せて完成。ただそれだけで、さらにおいしくなるという。

実際にチキンタツタにマスタードを塗って食べてみたところ……、うんめえええええええええええ! これウマイやつ。いや、そもそもチキンタツタはそのまま食べてもウマイのだが、マスタードを塗ることで竜田揚げの肉汁と衣の旨味が際立つのである!

炙り醤油風ダブル肉厚ビーフの激うまアレンジレシピ

・(サムライマック)炙り醤油風ダブル肉厚ビーフ
・アヲハタのりんごジャム

バンズをめくってアヲハタのりんごジャムを適量足す。ジャムの甘さを確かめてもらうとわかるが、かなり自然な甘さなので過度に遠慮する必要はない。ティースプーンで2~3杯くらい。料理の“くだもの感”が気になりがちの人は「果肉の塊」は少なめで試しても良い。

食べてる最中はとにかく「なんだこれは」の連続。ビーフとチーズは居る。美味いソースも居る。居るけど、より全ての要素が一体になった「美味い塊」であり、「ひとつの料理」になっている。素材だったそれぞれのものが、ひとつの料理に昇華しているのだ。

トリプル肉厚ビーフバーガーの激うまアレンジレシピ

・(サムライマック)トリプル厚切りビーフ
・アヲハタのりんごジャム

さっそく「トリプル厚切りビーフ」の上部バンズを取りはずし、たっぷりとりんごジャムを塗る。鳥羽周作シェフは「たっぷりとしっかりしっかりのせて」と語っていることから、けっこう多めに塗ったほうが美味しさが増すと思われる。ガッツリたっぷり塗ろう!! そしてバンズを元に戻し、あとは食べるだけ!

りんごジャムがはみ出てみえるほどたっぷりと塗った「トリプル厚切りビーフ」。その味は……。うっめええええええええええええ! うーまーいーぞぉおおおおおおおおおお! 薫り高さが楽しめる炙り醤油風ソースが、りんごジャムの繊細な甘味をギュンギュン強調! 逆に、りんごジャムの甘さが炙り醤油風ソースの塩気をソフトに仕上げて、鋭さを軽減ッ! そしてコクが深まる。お互いがお互いを高め合ってる!

ビッグマックの激うまアレンジレシピ

・ビッグマック(ソースとピクルス増量、バーガーラップ指定)

マクドナルドの「ビックマックの美味しい食べ方」はとてもカンタン。ビッグマックのオーダー時に「ビッグマックソースとピクルスを増量してください」「バーガーラップに包んでください」と言うだけ。そうすることで、濃厚テイストのビッグマックが食べられるだけでなく、バーガーラップなので食べやすくもなるのだ。

マクドナルドに強いこだわりを持ち、「ビッグマックはあの箱に入ってるからイイんだよ」という人もいるはず。でも、アレンジや食べやすさを追求するのもマクドナルドの楽しさのひとつ。気になる人は、試しに、鳥羽周作シェフがオススメする食べ方でビッグマックを食べてみてはいかがだろうか。

チーズてりたまの激うまアレンジレシピ

・チーズてりたま(トマト1枚追加)
・マスタードソース

用意する食材は、トマト1枚を有料トッピングしたマクドナルドのチーズてりたまと、チキンマックナゲット用のマスタードのみ。マスタードも有料ではあるが40円で購入可能。チーズてりたまの上部バンズを取って、そこにマスタードをたっぷりと塗る。けっこう多めに塗ってもオーケー。まんべんなくマスタードを広げるように塗って、バンズを元に戻して完成。

結果から言うと、ウマイ。これ、絶対ウマイ方程式が成り立ってる。トマトの甘味と酸味、マスタードの辛味と酸味とコク、チーズの芳醇さとコク、甘辛てりやきソースの辛味と甘味と微細な酸味。そう、それぞれ異なる食材ながら「同系統の味」がグラデーションを描くように深みを生むのである。

えびフィレオの激うまアレンジレシピ

・えびフィレオ(好みでソース増量)
・バーベキューソース
・タバスコ

用意するものは、マクドナルドのえびフィレオとバーベキューソース、そしてタバスコ。えびフィレオはソースを無料で多めにしてもらっている。バーベキューソースはチキンマックナゲット用のものだが単品40円で購入可能だ。テイクアウトし、えびフィレオのいちばん上のハンズを取り外す。そこにバーベキューソース1個の半分くらいをのせ、まんべんなく広げるように塗る。

そこにタバスコをたっぷりとかける。今回は20滴くらいかけた。鳥羽周作シェフが「タバスコもはやトバスコと呼んでも良いかもをたっぷり最低10回」と語っていたので、かなり多めにかけた。最後にバンズを元に戻して、食べてみると……。

これイイ! 何が良いかハッキリわかる。サクサクでカリカリのえびカツにバーベキューソースとタバスコが染み込んで、さらに海老特有の食感と旨味を盛り上げるのだ。

フィレオフィッシュの激うまアレンジレシピ

・フィレオフィッシュ
・マスタードソース

フィレオフィッシュの上部バンズをはずし、そこにたっぷりとマスタードを塗ってバンズを元に戻し、あとは食べるだけ。

これがもう、お世辞抜きで、マジで心からウマイ。フィッシュポーション(魚フライ)の衣とマスタードの相性が極めてマッチ。衣自体の香ばしさと、そこに染み込んでいる油と白身魚エキスが一体化した旨味が、マスタードによって、よりパワフルに強調されている気がする。

ダブルチーズバーガーの激うまアレンジレシピ

・ダブルチーズバーガー(ピクルス増量)
・バーベキューソース

バンズを外して、バーベキューソースを上から落としていく。全部入れても良いが、かなりこぼれやすくなる。というかほぼ確実にこぼれる。なので、食べるときは包み紙かお皿でカバーしてほしい。半量くらいで試してみても良いと思う。

外したバンズを戻したら、後は食べるだけ。ピクルスの居るあたりを狙ってかぶりつくと……。食べた瞬間に全てを納得。甘いバーベキューソースの持つスモーキーさとスパイス由来の複雑でいて深い薫りが、全てを繋いでいるのだ。

幅広く知識豊富だからこそ編み出せるアレンジレシピ

料理人としてあらゆるグルメを知り尽くしている鳥羽周作シェフ。リッチな料理からファストフードまで、幅広く知識豊富だからこそ編み出せるアレンジレシピといえるのではないだろうか。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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