俳優寺田農さんの逝去に椎名桔平や香月秀之監督から惜しむ声が

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俳優寺田農さんの逝去に椎名桔平や香月秀之監督から惜しむ声が
映画監督香月秀之さんも追悼の言葉を(写真@香月秀之オフィシャルホームページより)。

俳優の寺田農さんが2024年3月14日未明、肺がんのため81歳で永眠したことを所属事務所の株式会社CESエンタテインメントがホームページで発表した。 事務所の発表によれば、最後まで仕事を続けながら、諦めることなく希望を持って、治療に励んで桜の開花を待たずして帰らぬ人となった。 俳優の椎名桔平は、28日、自身のインスタグラムで、寺田さんの“付き人”をしていたことを明かし、貴重写真とともに追悼した。

【役者を目指して間もない頃、二十歳過ぎから二年ほど付き人をやらせて頂きました。「師匠なんて呼ばないでくれ、普通でいいからな」と言われ、主催されていたサッカーチーム「インポッシブルドリーム」にも参加させてもらいました。 「付き人は二年以上やる時代じゃないから、後は一人で頑張りなさい」と言って、沢木耕太郎や関】夏夫の本をくださいました。

「俺はもう要らないから」と、シェイクスピアやジロドウやカミユ他の沢山の戯曲全集も頂きました。「お前が将来銀座に飲みに行けるようになって、その店が満席になったら次のお客の為にサッとお会計するんだよ」と、僕は無名でお金の無い時代でしたが飲み方も教えてくれました。 時が経ち、何度か作品でご一緒する機会もあり、最後は一昨年の京都でした。 同じシーンではなかったのですが、セットにいらして僕の芝居を見てくれてましたね。 ありがたかったです。】

また、香月秀之監督は 「寺田さんとは数本一緒に仕事をさせて頂きました。もう十年以上前の事です。覚えているのは、芝居に熱心の取り組んでいる姿です。印鑑屋の店主役をやって頂いた時のことです。印鑑を手に持って色々な紙に印鑑を押しながら台詞を言うのですが、その印鑑を押す仕草を何度も練習されていて、アドリブをかましながら何度もやられている姿が思い出されます。芝居熱心な人だなと思いました。そういう寺田さんの背中を観て育った俳優さんも大勢いるのではないでしょうか。ご冥福をお祈りいたします」 と語った。

数多い香月監督作品の出演俳優の中でも、 印象的な俳優だった。 ご冥福をお祈りします。(文@編集部)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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