オリヴィア・ロドリゴ、「all‐american bitch」で女性に課せられた“ありえない基準”を歌っていると語る

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オリヴィア・ロドリゴ、「all‐american bitch」で女性に課せられた“ありえない基準”を歌っていると語る

 オリヴィア・ロドリゴは、先日米トーク番組『ザ・ケリー・クラークソン・ショー』に出演した際、ロバート・パティンソンや映画『トワイライト』をモチーフにしたインイヤーモニターについて語っただけではないようだ。

 新たに公開された出演時の映像で、20歳のポップ・スターは9月にリリースし、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で首位を獲得した2ndアルバム『ガッツ』収録曲の歌詞に関する新たな見解を明かしている。

 ロドリゴが最初に触れた歌詞は、「そして嫉妬に狂った自分の目が憎い、それがどれほどあなたに恋したかを/そう自分の腐った心が大嫌い、そしてそれがどれほどあなたを崇拝しているかが」というファン人気の高い「lacy」のアウトロで、「これを書いた私はすごくエモいよね」とクラークソンに笑いながら語った。

 「南カリフォルニア大学で詩の授業を受けました。その課題のひとつとして“lacy”という詩を書いて、すごく気に入りました。そこで“これを歌にしよう!”と思ったんです」とロドリゴは説明した。

 この「レイシー」という名前だが、ロドリゴと因縁があるテイラー・スウィフト、グレイシー・エイブラムス、またはサブリナ・カーペンターの暗号ではないかと推測するファンも多い。自分が誰について歌っているのかを隠すことに固執している彼女だが、過去のロドリゴであるなどファンが“レイシーが誰なのかについて、より創造的な答え”を考え出してくれるのを楽しんでいると今月初めに米ロサンゼルス・タイムズ紙に語っていた。

 「この人のことを歌っていると公言するのは下品だなと思っています」と彼女は当時述べ、「そうしてしまうと、私が書くすべての曲に関して誰についてか公言しなければならないという奇妙な前例を作ることになると思います」と付け加えていた。

 クラークソンはさらに、美しいコーラスとグランジ・パンク風の絶叫が対照的な『ガッツ』のオープニング曲「all‐american bitch」について尋ねた。この曲で、ロドリゴは「私は羽のように軽く、私は板のように硬い」と歌い始めるが、これは指先だけで友だちを持ち上げる昔ながらのゲームのフレーズをもじったものだ。

 これについて彼女は、「ずっと面白いフレーズだと思っていて、長い間曲に入れようと考えていました。(ゲームは)不可能に思えるので、女性として私たちに課せられているありえない基準を表現するのにいい方法だと思いました」と説明している。

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