JR秋葉原駅前の植物が枯れる現象がネットで問題視 / 現地に行ってみた

JR秋葉原駅前には、木製の植木鉢に植物が植えられており、訪れる人たちに癒やしを与えていたが、2023年夏、インターネット上で「枯れている」との指摘が多数されるようになり、物議を醸している。

2021年は枯れていなかった

2021年10月に撮影したJR秋葉原駅前の写真を見てみると、植物は青々としており、まったく枯れていなかった。2023年夏になって指摘されるようになったということは、枯れたのはここ数か月のうちということだろうか。

複数の植物が枯れていた

2023年8月22日、実際にJR秋葉原駅前の広場に行ってみた。広場には複数の木製の植木鉢が置かれており、何も植えられていない(もしくは芽が出ていない)鉢植えもあったが、目立つのは枯れた植物だ。確かに、インターネット上で指摘されていたように、複数の植物が枯れている。

枯れている植物はすべて同種

枯れた植物を観察してみると、どれも同種の植物であることが確認できた。葉が青い植物もあったが、枯れている植物とは違う種類だった。

これは枯れていない植物

ちなみに、以下の写真の植物は「枯れた植物」とは違う種類の植物であり、こちらは少しだけ枯れているものの、青い葉がしっかりと残っている。

「水をあげていなかった」なんてことありえる?

どうして植物が枯れてしまったのか? どうして同種の植物だけ枯れているのか? 単純に「水をあげていなかった」「酷暑すぎた」「病気になった」「害虫にやられた」などの可能性もあるが、この広場は会社が管理しているので、「水をあげていなかった」なんてことがありえるのだろうか? その点が謎だ。

枯れずに生きている植物があった

しかし、ひとつ気になる植物があった。枯れている植物と同種なのに、唯一、枯れずに生きている植物があったのである。その植物の写真がこちら。

植物の近くでミスト噴射

他の枯れた植物と違う点があるとするならば、この植物の近くではミストが噴射されており「水分がまかれている」という点だ。もともとは人を涼しませるためのミストだが、このミストの水分のおかげで、この植物だけ枯れずにいられるのかもしれない? だとすれば、枯れた原因は水不足?

原因がわかれば再発防止に繋がるはず

この件に関して、広場の植物を管理している会社に枯れた原因を聞いている。どうして植物が枯れたのか、原因がわかれば再発防止に繋がるはず。今後もJR秋葉原駅前の植物に注目していきたい。

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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