憂鬱な雨の日、どうせならとことんセンチメンタルなムードに浸ってみない?いま気になる“雨の香り”を集めました
じめじめした湿気と降り続く雨にうんざりしてしまう、梅雨の時期。それが明けると、次は夏の夕立に悩まされることが多くなります。
雨が降っている中を出歩く気にはとてもなれないけれど、どうせなら、この憂鬱でセンチメンタルなムードをとことん満喫してみるのはいかが?
今回は、“雨”をテーマにした香りのプロダクトをご紹介します。おうちにこもって雨の香りに包まれるひとときは、静かに自分と向き合える、唯一無二の時間になるかもしれません。
DEMETER「ペトリコール」
![雨の香りをイメージした、DEMETERの香水「ペトリコール」](https://getnews.jp/extimage.php?0770d51bf3730eb12a33b7ac4865778d/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_59f5f242bf98e214c0ff22ca2e243e40582171b3.webp)
「ペトリコール」とは、“雨が降ったときに地面から上がってくる香り”のこと。
アメリカ・ニューヨーク発のフレグランスブランド「DEMETER(ディメーター)」が展開する「ペトリコール」(税込3190円/30mL)は、まさにそれを表現したユニークな香水です。
アクアティックでどこか土っぽさを感じるノートは、まるで乾いた地面に雨が降ったときの、濡れた土や草の香り。都会のコンクリートではない自然の大地の香りに、ちょっぴりノスタルジーを感じる人もいるかもしれません。
忙しい日常に疲れた時は、派手さや甘さのない、ナチュラルなフレグランスに癒されてみて。
LE LABO「BAIE 19」
![雨の香りをイメージした、LE LABOの香水「BAIE 19」](https://getnews.jp/extimage.php?7f78cae4f36fd92d56decc650e2ef651/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_d6369a79a77f76e9514a684ac4fdf1ecfa7d23a6.webp)
@yapyuu0711 / Instagram
「LE LABO (ルラボ)」の「BAIE(べ)19」(税込1万1770円/15mL〜)も、DEMETERのものと同じくペトリコールを表現したフレグランスです。
最初にやってくるのは、キリッとしたドライジュニパーベリーやスモーキーなパチュリ、そして爽やかなグリーンリーフのみずみずしさと土っぽさを感じる香り。
ラストノートはウッディなケイドや上品でパウダリーなムスクに包まれて、雄大な自然に抱かれるような感覚を味わえますよ。
Nebbia「フィッタ」
![雨の香りをイメージした、Nebbiaの香水「フィッタ」](https://getnews.jp/extimage.php?d2f32ab1a0b242791c8fabf19b6ba327/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_4b886e91c6fd64a3e8987b53ff9505aed7944cd5.webp)
「Nebbia(ネビア)」は、画家や音楽家としての肩書きも持つ“奇才”フィリッポ・ソルチネッリさんが手がける、イタリア生まれの香水ブランドです。
イタリア語で「霧」を意味するブランド名そのままに、プロダクトのモチーフは“霧”。それがよく伝わってくる、ユニークなボトルデザインも特徴です。
![雨の香りをイメージした、Nebbiaの香水「フィッタ」](https://getnews.jp/extimage.php?386acd36c9c9b92a1bde50e87a6b4391/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_9fa14ec99a07dfe693d7367786dafc3ad0519c9e.webp)
「フィッタ│厚い霧」(税込2万4200円/50mL)は、分厚い霧をイメージした香水。トップには、「湿った地面」というユニークな香料がクレジットされています。
続くボディは「貴重な森」、ベースはアンバーとパチョリ。じめっとした雰囲気の中に、土っぽさや木々の青さを感じ、まるで雨上がりの森を歩いているような感覚を味わえる香りです。
軽く振るときらきら揺らめく、不思議なテクスチャーにも注目を。
J-Scent「恋雨」
![雨の香りをイメージした、J-Scentの香水「W17 恋雨 / Koiame オードパルファン」](https://getnews.jp/extimage.php?7c8558e72ad356c34a92355c0cd94588/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_702e408617d43e02eac22f2b85710eaba79200a8.webp)
メイド・イン・ジャパンにこだわった、日本生まれのフレグランスブランド「J-Scent(ジェイセント)」。展開しているのはどれも、日本らしい情景や暮らし、モチーフに着想を得た香りです。
「雨」をテーマに作られた「W17 恋雨 / Koiame オードパルファン」(税込4950円/50mL)は、フルーティでフローラルなかわいらしい香りの奥に、深みのあるウッディとほのかな湿り気を感じる香水。
![雨の香りをイメージした、J-Scentの香水「W17 恋雨 / Koiame オードパルファン」](https://getnews.jp/extimage.php?3a85d1f719dee699f7a01c3b98a4df7a/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_395c7c9f4b0ca521278cad2f1b07dc06358a19c6.webp)
@nannimodekinai / Instagram
トップのマンダリンやカシスで雨が降り出す前の微かな予兆を、続く花々の香りで、しとしとと雨が降る様子を表しているといいます。最後には甘さのあるムスクや湿度のあるモッシーノートで、虹のかかった雨上がりの空を表現。
雨の降りはじめから終わりまでを描いた、愛しい記憶の蘇るフレグランスです。
AOIRO「HAKUDO RAIN Botanical Room Perfume」
![雨の香りをイメージした、AOIROのルームスプレー「HAKUDO RAIN Botanical Room Perfume」](https://getnews.jp/extimage.php?aca96d72985e45bad9f00731d5f4dfbd/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_81670ff813d83d0563fd3f26615f49830d578508.webp)
続いては、“自分で纏う”のではなく、“空間に纏わせて”楽しむルームスプレーをご紹介。
ベルリンと東京に拠点を置く香りのスタジオ「AOIRO」による「HAKUDO RAIN Botanical Room Perfume」(税込8800円)は、雨上がりの森林の情景を思わせるルームスプレーです。
![雨の香りをイメージした、AOIROのルームスプレー「HAKUDO RAIN Botanical Room Perfume」](https://getnews.jp/extimage.php?4d493fbdd6a123f6c68c70e90ad24060/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_93601eeb1304ceef9b3b5e8153dbb588f5e6b750.webp)
12種類の植物エッセンスのブレンドが、苔や葉が輝く雨上がりの地面や、霧がかりつつも澄んだ空気、明るい陽の光が差した森の様子を表現しているそう。
空間にひと吹きすることで、雨上がりのポジティブな感覚を体験することができますよ。
fog「noon rain」
![雨の香りをイメージした、fogのマルチパフューム「noon rain」](https://getnews.jp/extimage.php?b0efca78f738a97b7fd6e7251fdc12ac/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_36ce14749e440ef6eacee579b7d25c3d1744ee09.webp)
福岡を拠点に精油調香を手がける「fog」の「noon rain」(税込4180円/10mL)は、霧雨の柔らかい空気を表現したマルチパフュームです。
アンブレットの持つあたたかさと、ペパーミントのスッとした爽やかさ。相反するこの2つが溶け合って、そこへスパイシーで甘さのあるフェンネルとフローラルなアイリスが重なります。
まさに、霧雨に包まれて白っぽく霞んだ景色が思い浮かぶ、パウダリーな香り。
「noon rain」は限定商品のため現在は購入できませんが、8月に展開が予定されている“真夏の香り”をはじめ、fogでは今後も季節に合った香りが登場するみたい。気になる方は、公式Instagramをフォローしておくのがおすすめです。
ストレスを楽しみに変えてくれる香り
![雨の香りをイメージした、AOIROのルームスプレー「HAKUDO RAIN Botanical Room Perfume」](https://getnews.jp/extimage.php?12518a5f1f0b93bbdfb33ab11e66f7a6/https%3A%2F%2Fisuta.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2023%2F07%2Fmedia_0585361026995f0c103fd3a59f6d462016e95e98.webp)
素敵な香りと結びつければ、雨の“ストレス”はむしろ”楽しみ”に変わるかも。
うんざりするような天気も味方につけて、毎日ごきげんに過ごしちゃいましょう。
\紹介した商品の詳細はこちら/
■DEMETER「ペトリコール」
■LE LABO「BAIE 19」
https://www.lelabofragrances.jp
■Nebbia「フィッタ」(NOSE SHOP)
■J-Scent「恋雨」
■AOIRO「HAKUDO RAIN」(doinelオンラインストア)
■fog 公式Instagram
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