オクラ保存!黒ずみを防ぐ冷蔵、生&茹でが冷凍で1カ月もつコツ

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オクラ保存!黒ずみを防ぐ冷蔵、生&茹でが冷凍で1カ月もつコツ

ネバネバが特徴のオクラ。茹でたり炒めたりするほか、生でも食べることができますが、冷蔵庫に入れたまましなびたり黒ずんだりした経験はないでしょうか。この記事では、上手な冷蔵&冷凍保存の方法を紹介します。

オクラの冷蔵保存法

オクラは乾燥や低温に弱いため、購入後は保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。

オクラはまとめてキッチンペーパーで包んでおく。

オクラをキッチンペーパーで包む

キッチンペーパーで包んだオクラを密封できる保存袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存する。

密閉できる保存袋に入れて野菜室で保存

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・最適な保存温度は約10℃です。低い温度で冷やしすぎると低温障害が起こり、表面が黒く変色するので注意しましょう。
・傷みが早いので、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。

●保存期間の目安
約7日

オクラの鮮度をさらに保つ保存法

少量の水を入れたビンに、ヘタを下にして入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。
●保存の目安:7~10日ほど

詳しい保存方法はコチラ(ビンに入れて保存する画像もあります)

オクラの冷凍保存法

生のままでも、硬めに茹でても冷凍保存することができます。

●生のまま冷凍する場合

水洗いして水気をしっかりと拭き取る。

オクラを水洗いして水気を拭き取る

ガクを取る。

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輪切りなどにカットして冷凍することもできます。その場合、平らにならして保存袋に入れ、冷凍しましょう。

並べて冷凍用保存袋に平らに入れて冷凍する。

冷凍用保存袋に平らに入れて冷凍

●保存期間の目安
約1カ月

●使い方
凍ったまま調理します。

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冷凍することで産毛がとれるので板ずり(塩でもんでうぶ毛を取ること)の必要がなく、凍ったまま刻んで薬味にすることもできます。

●硬茹でして冷凍する場合

オクラは塩もみ(板ずり)してうぶ毛を取る。
板ずりの仕方はコチラ

オクラを塩もみしてうぶ毛をとる

ガクを取って、熱湯で15秒ほど茹で、冷水に取る。

熱湯で約15秒茹でて冷水にとる

粗熱がとれたら水気を拭き取り、冷凍用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍保存する。

水気を拭いて保存袋に入れて冷凍

●保存期間の目安
約1カ月

●使い方
凍ったまま調理します。
凍った状態でも切ることができます。

最後に

オクラの冷蔵、冷凍保存方法を知って料理に活かしてください。

オクラの栄養の特徴はコチラ
オクラの茹で方や茹で時間はコチラ
オクラの生食レシピはコチラ
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[オクラ]栄養や選び方、冷蔵&冷凍保存、下ごしらえのコツ

[オクラ]栄養や選び方、冷蔵&冷凍保存、下ごしらえのコツ

ネバネバが特徴のオクラ。茹でたり炒めたりするほか、生でも食べることができる野菜です。細かく刻めば離乳食のとろみづけにも使えます。

最終更新:2023.06.11

文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):清水亮一(アーク・コミュニケーションズ)
写真(撮影協力):吉田めぐみ
監修:カゴメ
参考文献:『改訂9版 野菜と果物の品目ガイド』(農経新聞社)
出典:
農林水産省 おいしさをもっと長持ちさせる「夏野菜&果物の保存術」(オクラの保存)
鹿児島市 市内産農林水産物を使ったレシピ 「オクラ」(乾燥や低温に弱い)
JA高知県 農畜産物「オクラ」(オクラの黒ずみ)
J-STAGE「果実、そ菜のアスコルビン酸に関する生理化学的研究(第2報)低温障害発生時におけるアスコルビン酸の挙動について」(オクラの低温障害について)
JAグループ福岡 おすすめレシピ「オクラ」(オクラを茹でて冷凍する方法)

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