広島に本社を持つアスカネットは、国内最大級のフォトブックサービス「MyBook」を展開している会社です。今回このMyBookが25周年を迎えたということで、4月25日~27日の3日間、東京の恵比寿で初主催のリアルイベントを行っていました。
写真が“本”になる、MyBookの魅力
MyBookがどんなサービスかというと、ユーザーが各自で撮った写真を専用ソフトに取り込み、レイアウトして注文すると、本になって届くというものです。1冊から簡単に高品質なフォトブックが作れるので、結婚式や子どもの写真、旅行の写真、ペットの写真などで作る人が多くいます。
会場では作品のテーマごとに、実際にユーザーが作ったものが並べられていました。担当の人に話を聞くと、会場にはフォトブックを始めとしたフォトグッズ製品を含めて全部で100点以上展示しているとおっしゃっていました。
みなさんの力作はレベルが高すぎて、まるで書店のフォトコーナーを見ているような気持ちになりました。
展示されているものはすべて手に取って見ることができるのですが、中を開いても、とてもお洒落なデザインになっていました。
フォトブックにはテンプレートがあり、まずはその通りに写真を入れて、そこから自分なりのデザインを施していく人が多いそうです。もちろん、テンプレートの形を初めから無視して作ることも出来ますし、最初から最後までテンプレートに沿って作ることも可能です。
中の構成は自由度が高いので、ユーザーがどうしたいのかで、多種多様なフォトブックができるというわけです。
実物大も、卓上サイズも。多彩なフォト表現
こちらはペットコーナーですが、ひときわ大きい写真が2枚飾られていました。
この大きいのはPhoto Growth(フォトグロース)といって、最大83㎝の大きなボードです。ペットの等身大サイズの写真を載せたり、赤ちゃんの等身大の写真を載せることができます。
こちらはブックではないので、見開きしかないのですが、半分で閉じることができ、表紙と背裏表紙にもそれぞれ写真を載せることができます。
卓上カレンダーやポスターも作ることができ、人気だそうです。カレンダーは、卓上カレンダー、壁掛けタイプのカレンダー、日めくりタイプのカレンダーなど、色々タイプがあるので用途に合わせて作れます。
他にもフォトグッズを紹介すると、
こんな風に色々とあります。
ところで、フォトブックには多種多様なサイズがあるのですが、いちばん大きなものと小さなものでは、どれぐらいサイズの差があると思いますか?
気になったので写真に収めてみました。
こんなにサイズの差があるんです。ページ数はどちらも最大100ページまで作ることができるそうです。
一番人気のサイズは、ちょうど鞄の中に入るぐらいのサイズだとおっしゃっていました。
“質感”を伝えるリアルイベントならではの体験
今回のイベントで、これは分かりやすいと思ったのが、フォトブックの加工の違いでどういう仕上がりになるのかを比較できるというところです。
これは写真だと伝わりづらいと思うのですが、実際に触ってみると一目瞭然。手触りも違いますし、色の出方も違いますし、光具合も違いますし、どういう風に綴じているのかも違うので、とても面白く感じました。
これはリアルイベントだからこそ、できることですよね。担当の方も、口で伝えたり、写真で伝えるには限度があるので、今回のようなリアルイベントを通じて説明できればとも、おっしゃっていました。
MyBookの魅力を体現する、社員のフォトブック
そしてこちらのコーナーが、アスカネットで働いている方が実際に自分で作ったフォトブックです。
作ったのは女性なのですが、本人が子どもを産んだ初日から赤ちゃんの写真を毎日撮り続け、100ページのフォトブックを作ったそうです。
ユーザーと同じ目線でフォトブックを作ることで、どういうところに躓くのか、操作の難しさなども把握することができるというのもありますし、かけがえのない自分の子どもの成長記録をフォトブックに残し、作ったものは両親にもプレゼントしているので、これからも作り続けたいと話されていました。
中々できることではないですよね。
そして最後にこちらのコーナー。「マイブックギャラリーコンテスト」です。
たくさんの応募の中から選ばれたのは20点の作品です。テーマは「私のこだわりのマイブック」です。ユーザーのそれぞれのこだわりが至極の1冊となって飾られていました。
マイブックギャラリーin東京では、25日と27日にフォトブックミニセミナーも開催され、賑わいの中イベントは終了しました。
思い出を“かたち”にして残すということの大切さを学んだ一日
筆者もまずは1冊作ってみようかなという気持ちになりました。
ぜひ皆さんも、思い出の写真をMyBookでかたちにしてみてはいかがでしょうか?
アスカネット MyBook 公式ホームページ