伝説のラーメン屋・ホープ軒本舗跡地に誕生した『中華そば 喜富』で食べた結果

東京都のJR大塚駅前には、伝説的ラーメン屋『ホープ軒本舗 大塚店』(東京都豊島区北大塚2-14-8)がありました。

多くのファンが嘆き悲しんだホープ軒本舗閉店

『ホープ軒本舗 大塚店』は立ち食いラーメン屋としても絶大な支持を得ていました。椅子席もありましたけどね。しかし突如として閉店。一時的な休業かと思われていましたが、そのまま再開することなく完全閉店へ。多くのファンが嘆き悲しんだのです。

謎のラーメン屋が開店準備をしていることが判明

その後、『ホープ軒本舗 大塚店』の跡地に、謎のラーメン屋が開店準備をしていることが判明しました。

実際に出向いてみると「中華そば喜富」と書かれた板が設置されていました。ラーメン屋の跡地にラーメン屋が!? 期待が高まります。

ラーメン屋『中華そば喜富』オープン

そして2023年5月20日、ついにラーメン屋『中華そば喜富』(東京都豊島区北大塚2-14-8)がオープン。というとこで、実際に行ってみました。ランチタイムは混んでいるかなと思い、14時すぎに出向きました。それでもお客さん、たくさん入っていました。

麺は太麺と細麺のどちらかを選べる特製醤油蕎麦

まずは野外にある券売機で食券を買います。店員さんにオススメを聞いたところ「特製醤油蕎麦」(税込1480円)とのことで、それを購入。ちなみに、麺は太麺と細麺のどちらかを選べるらしく、こちらも店員さんオススメの太麺をオーダー。

店内の椅子席も空いていましたが、野外カウンターでの立ち食いを選択。かつてのホープ軒本舗っぽさを味わうために!

スープは濃くて醤油好きならワクワク

目の前にやってきたラーメン、具だくさんな印象。味玉、メンマ、ワンタン、長ネギ、三つ葉、小松菜、あとはチャーシュー。スープは濃くて醤油好きならワクワクする色です。

やや濃いめながらも永遠に食べられそうな勢い

まずは豪快に麺からズズッとすすります。ンホォオオオオ! この味、良き! 太麺が硬めに茹でられていて、程よく心地よいブツブツッと千切れる食感。麺が運んできたスープの香ばしい醤油テイスト。塩気と出汁の調和が素晴らしく、やや濃いめながらも永遠に食べられそうな勢いです。

ラーメン界のG7ここで開催中

正直、具だくさんなラーメンほど「スープと具の不調和」が生じやすく、「この具が入っている意味あるの? 惰性で何となく入れてるだけじゃない?」という不安が高まるのですが、この丼に入ってる具はすべてスープと調和。ラーメン界のG7、ここで開催中。満場一致でファイナルアンサー。すべての具が大集合で味覚を攻めるナイツオブラウンド。うまい!

ここのワンタンはおいしい

個人的には、ワンタンの肉に臭みや雑味がないのが嬉しかったです。けっこう、多くのラーメン屋さんでワンタンが残念なパターンがあるのですが、ここのワンタンはおいしい。

気になる人は出向いてみては『中華そば喜富』

店員さんといろいろ話しましたが、現在のところ、通し営業にするかどうか模索中のようです。この日は15時に閉店し、また夜から再開するとのこと。閉店時間は22時らしいので、気になる人は出向いてみてはいかがでしょうか。

近くに名店『北大塚ラーメン』もあるから、ガッツリ食べたいとき両店をハシゴするのもありですね! いろいろ話を聞かせてくれた店員さんありがとうございました。いやー、うまい。


(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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