タイプミスなど25項目をチェック! AI文章校正ツール「Shodo」無料版リリース
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株式会社ゼンプロダクツは、記事の執筆・AI校正・レビューなどをWebブラウザのみで行える執筆用クラウドサービス「Shodo(ショドー)」を提供しています。
そして1月7日(金)、ログイン不要で利用できるAI文章校正ツールとして「Shodo 無料版」をリリース。クラウド版と比べると機能は制限されていますが、タイプミスなど25項目についてAI校正が可能です。
文脈や文体も加味した校正
「Shodo 無料版」では、ページ内のスペースに入力した日本語の文章において、同音異義語や「」内の文字数、ら抜き言葉などをチェックする25種類の校正機能を提供します。
![](https://getnews.jp/extimage.php?787ce11247e7dbb3323d76de4e248884/https%3A%2F%2Ftechable.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F01%2Fsub1-1.png)
続いて、「その特徴かあr、多くの人が答えれる質問を作成できます。これで業務効率化が期待できるはずだ」と入力。すると、“かあr”のタイプミス、“答えれる”のら抜き言葉がピックアップされました。さらに、“期待できるはずだ”という表現に対しては、「だ・であるで文章が終わっています」という表示が。つまり、それ以前の文章が「ですます」であることを加味しているということでしょう。
クラウド版でできること
同社は、2021年1月よりWebサービス「Shodo(以下、クラウド版)」のβ版を提供。同年7月から正式版を提供してきました。
クラウド版の校正では、「AIによる校正」と「ルールによる校正」が実行されます。AIによる校正では、「BERT」と呼ばれる最新の機械学習技術を利用し、タイプミスや不自然な日本語の改善を提案。ルールによる校正では、ら抜き言葉や連続する助詞の指摘、ですます・だであるの統一などを行います。ルールはチーム内で自動共有され、統一されたルールに則って校正チェックが実行されるという仕組みです。
また、完成した記事の相互レビューも可能。レビューコメントをつけたり、それに返信したりでき、解決していないレビューが残っている際は通知したりという機能もあります。
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なお、この記事は「Shodo 無料版」で校正してみました。
PR TIMES(1)(2)
「Shodo 無料版」
(文・Higuchi)
![Techable](https://px1img.getnews.jp/img/archives/2019/08/origin_Techable.jpg)
ウェブサイト: https://techable.jp/
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