菅総理、メダリストへ直電話でイメージアップ作戦か でもメモ読んでいません?

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菅総理、メダリストへ直電話でイメージアップ作戦か でもメモ読んでいません?

こういう時こそ、総理の生身の声で祝いたいものです。国会答弁ではないのですから。

男子柔道60キロ級で高藤直寿選手がリオ五輪での銅メダルからの「復活」(あえてこういう表現をします)から、見事に「これが自分の柔道です」で金メダルを獲得しました。高藤選手は、泥臭いと言われた闘いぶりを「これが自分の柔道」と涙しながらの優勝コメント。そして、畳で正座して頭を下げる後ろ姿を「美しい」と感じる自分がいました。そう感じてしまったので仕方ないのです。

因みに元ラグビー選手として言うと日本のラガーマンもグラウンドに入る際一礼して、飛び出して行く選手が多いのと退場する時も一礼する選手もいます。今後、そんな仕草も注目して頂ければと思います。

金メダル第一号の高藤選手に菅義偉総理が直電で、お祝いを述べられました。

気になった事を言います。菅総理が視線を度々、下に落とすのです。またメモか。そう思いました。名前を間違えてはいけないから仕方ない。そう解釈する人もいるようです。が、テレビで確認しましたが何回も何回も、でした。
電話かけてから約7秒間、目を落として高藤選手のあいさつをして「総理大臣の菅です」と言います。ここは確かに名前間違いをしたら良くないですから、分かります。動画を見てみます。

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「準決勝と決勝戦の」

で、視線を落とします。

「闘いを見ましたけれども」

視線を上げます。

「本当に」(視線落とす)

「粘り強い戦いで」(視線上げる)

「勝利への強い執念を感じました。今、一夜明けてどんなお気持ちですか」(視線落とす)

まだ実感がわいていないと答える高藤選手。

「ああそうですか。前回のリオの闘いから五年間の」(視線落とす)

「努力を実らせての、まあ金メダルで」(視線上げる)

「であったと思います」(視線落とす)

「本当に」(視線上げる)

「大変な道のりだったと思います」(視線落とす)

「勝利後のインタビューで」(視線上げる)

「これが僕の柔道ですと胸を張って言った言葉に」(視線下げる)

「五年間の全てが凝縮されている、そんに風に感じました」(視線上げる)

高藤選手、笑いながら「はい、五年間ちょっと長かったので、はい」と答えます。

「いや、でも本当に素晴らしかったと思います」(視線下げる)

有難うございますと高藤選手。

「また今回の金メダルに多くの子供や」(視線上げる)

「若者が夢や希望を貰ったと思います。そしてご家族の皆さんも」(視線は上げ下げ)

「とっても喜んでいるという報道でしたけれどもいかがでしたでしょうか」(視線上げ下げ)

高藤選手、笑いながら家族も喜んでいると答えます。

それから同じように視線を上げ下げしながら、「おめでとうございました」と電話を切ります。テレビ画面が引いて菅総理の机から上を写し、高藤選手のカメラは女脇をアップにして切るところを写します。菅総理はそのままテレビ視線。目の前の「メモらしきもの」を手に取って画面が切り替わります。

何でこういう時ぐらい、メモ無しで自分の言葉でお祝いを言えないのでしょうか。高藤選手も心がこもっていないテレビ用のお祝いなど、話のネタにはなるでしょうが嬉しくないのではないでしょうか。目線が上げ下げし過ぎて、高藤選手と電話で会話しているようには全く見えませんでした。

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一々、自分でもうるさいとは思いますよ。が、国会答弁ではないのです。ただでさえ、官房長官時代から取り付く島もないメモ読みで有名だった菅総理。小泉純一郎元総理のように「感動した!」で、良いんですよ、名前とデータだけメモしておいて間違えないようにすれば。こういう所が菅総理の人間性が見えないと言われてしまう所以だと思います。政権支持率が20%台に落ちてしまったと言われています。この調子だと五輪後が菅総理の追い風になるようなことはないような気がします。兄弟で金メダルを獲った阿部一二三選手、阿部詩選手へ直電するかは未定ですが今度はご自分の言葉でお話しになると良いかと思います。(文@久田将義)


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