大谷翔平の異次元記録を集めてみた
投げて、打って、走って、守っての二刀流どころではない活躍を見せているメジャーリーグ、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。その異次元の活躍で、プレーをするたびにメジャーリーグの歴史にその名前を刻んでいます。今回は大谷選手の異次元っぷりがわかる記録を集めてみました!
【118年ぶり】2番・投手として先発出場
2021年4月4日の対ホワイトソックス戦で2番・投手として先発出場。
「2番・投手」は1903年9月7日のカージナルス、ジャック・ダンリービー以来118年ぶり。
【105年ぶり】先発登板した選手が翌日に1番打者として出場
2021年5月11日先発登板→12日1番DHで出場。
1916年のヤンキース、レイ・コールドウェル以来。
【102年ぶり】4盗塁以上かつ先発登板3試合以上のシーズンを2度記録
2021年5月1日対マリナーズ戦。初回にシーズン4個目となる盗塁をマーク。2018年に10試合に先発し、10盗塁をマークしており、4盗塁以上かつ先発登板3試合以上のシーズンを2度記録。これは1918年と1919年のベーブ・ルース(レッドソックス)以来。
【100年ぶり】本塁打数リーグトップの選手が先発登板
2021年4月26日対レンジャーズ戦に先発登板。
本塁打数トップに立つ選手が先発登板するのは1921年6月13日のタイガース戦で先発したヤンキース、ベーブ・ルース以来、100年ぶり。
打っても2点タイムリーを放つなど3打数2安打2打点3得点の大活躍。ア・リーグの投手で2安打3得点を記録するのは1971年5月1日のジム・ペリー氏以来50年ぶりの快挙。
さらに、9三振以上を奪って打席で2安打3得点を記録したのは1967年ルイス・ティアント(インディアンス)以来54年ぶり。
【100年ぶり】先発登板した同一の月に月間8本塁打を記録
2021年4月30日の対マリナーズ戦。先発登板した同一の月に月間8本塁打を記録したのは1921年ベーブ・ルース以来。
【85年ぶり】4イニング以上を無失点に抑えた翌日に本塁打を放つ
2021年4月21日対レンジャーズ戦で記録。4イニング以上を無失点に抑えた翌日に本塁打を放ったのは1936年エド・ヒューザー(カージナルス)以来。
【51年ぶり】10奪三振を記録した選手が同じ試合で投手以外のポジションに就く
2021年5月11日対アストロズ戦。7回4安打1失点、10奪三振と好投した後、8回から右翼守備に入った。これは1970年サム・マクダウェル(インディアンス)以来。
【史上初】チーム30試合目までに投手で30三振以上を奪って打者で10本塁打
2021年5月6日対レイズ戦で記録。
【史上初】開幕から5先発で40奪三振以上かつ被安打11以下
2021年5月11日アストロズ戦で記録。
大谷選手がグラウンドでプレーすれば何かしらの記録が生まれると言っても過言ではないくらい、記録を更新しています。偉大なレジェンドたちの記録をこれからも更新し続けてもらいたいですね!
ちなみに、レイ・コールドウェルという選手はインディアンス時代の1919年8月24日のアスレチックス戦で、9回2死に雷に打たれて数分間気絶した後、最後の打者を三ゴロに抑えて1失点完投勝利を挙げたことがあるそうです。この記録は…更新しないでほしいですね。
(Written by 大井川鉄朗)
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