脱コロナしたら速攻で行きたい洞窟風呂! 「ポツンと一軒温泉」でノンビリ・快適に過ごしたい|超穴場スポット

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コロナウイルスの感染拡大がおさまらず、私たちは温泉を我慢したまま冬を越そうとしています。やがて来る(来て欲しい!)終息のその時に行きたい、珍な温泉を紹介します。

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関東なら箱根や熱海、関西であれば有馬や城崎などが、都心部からの利便性もよく訪れる方も多いでしょう。また、本格的に温泉を楽しみたい方は、九州の湯布院や黒川、北海道の登別や定山渓まで足を伸ばす方もいます。

今回は、そんな「温泉地」ではなく、周囲に観光地も少ないポツンと一軒温泉です。

車でたどり着けない!?

場所は、熊本県上天草市。熊本空港からも電車だと手前の三角までしか行けず、天草島に入ることさえできないため、車でないとたどり着けないある意味で僻地にあります。ひとつ目の珍なポイントはこの立地。

 

 

周囲を畑と林に囲まれた里山の中にあるのが「大洞窟の宿 湯楽亭」。

宿とありますが、日帰り入浴も可能です(宿泊客の多寡によって日帰り利用の時間が変わるので要注意)。

 

 

浴場に入ってまず印象的なのがお湯の温泉成分が見るからに濃いことがわかるところ。ふたつ目の珍なポイントは、「復活してさらに強くなったサイヤ人のような温泉」であるということ。成分表を見てみると「含二酸化炭素-ナトリウム – 塩化物・炭酸水素塩温泉(高張性中性高温泉)」とあり、海が近いだけに海水と海底の堆積物由来の温泉です。

なかでも炭酸水素の含有量が3340mgとなっており、温泉ソムリエの私でも、この濃度はあまり見かけないレベル。炭酸水素塩泉として有名な黒川温泉でも1300〜2500mgくらいの含有量なので、ここは日本トップクラスと言っていいのではないでしょうか。

 

 

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しばらく人が入っていないと、表面に湯の華がビッシリ浮かぶほどの濃さは、数年前の熊本地震が影響しているといいます。

2016年に熊本を襲った巨大地震により、ここ湯楽亭の温泉は湧出が止まってしまいました。しかし、約2年後の2018年に再び温泉が湧いてきたのです。しかも、かつてより温泉成分が濃くなって。

なので、地震以前にここに行ったことがある方も、再訪すればさらに濃い温泉が体感できるようになっています。

そして、最後にして最大ともいうべき湯楽亭の珍なポイントは外にあります。

内湯から外へ出ると、そこには存在感たっぷりに大きな岩場が屹立しています。

 

 

岩場の一部に木戸があり「大洞窟風呂」の文字。

扉をあけて入ってみると、つるはしで削った後が壁面に荒々しく残る洞窟が奥へ奥へと続いています。そのまま歩いて中へ進んでも、なかなか行き止まりません。奥行きは32mにもおよびますが、驚くべきはこれを家族5人で手掘りしたというのです。

 

 

手作りとは思えない巨大な洞窟の中で、濃〜い温泉に浸かるのは格別です。

 

 

現在は全国的に一時停止になっていますが、湯楽亭はGoToトラベルの対象施設となっていますので、交通の便は悪くとも行ってみる価値ありです! (Mr.tsubaking連載 『どうした!?ウォーカー』 第66回)

 

大洞窟の宿 湯楽亭(http://yurakutei.jp)
熊本県上天草市大矢野町上5190-2
TEL0964-56-0536
FAX0964-56-3040

 

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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