ラーメンライター井手隊長の美味しかったラーメン月間ベスト5(2025年10月)

全国のラーメンを食べ歩くラーメンライター、井手隊長です。今回は私が10月に食べたラーメンの中で美味しかったラーメンベスト5をお届けします! 殿堂入りのお店は除外させていただき、初めて訪れたお店に限らせていただきました。美味しいお店探しの参考にしていただければと思います。それでは発表します!

第5位:麺・粥 けんけん(立石)

1997年オープンの老舗。店主さんはYouTube「けんますクッキング」のYouTuberとしても有名。食べ逃してしまっていた宿題店。

「Cセット(けんけん香麺+中華粥(小))」を注文。具はチャーシュー、ニラキムチ、モヤシ、青菜、ネギ。麺は中細ストレート。

豚、鶏、乾物、野菜などでとったスープに自家製ニンニク油を合わせた一杯。麺メニューではこれが一番人気。あっさりしたスープだがコクと中毒性がしっかりあって旨い。ニラキムチで程よい辛さをプラスしてもこれまた旨い。

そしてホタテの貝柱とコトコト煮込んだ中華粥も超絶品。ラーメンのスープとの相性も抜群。地元客がおつまみで一杯やりながらラーメンで締めていて羨ましい。近所に欲しい名店。

第4位:にぼし中華 廣はし(新潟・長岡)

 

2016年オープンの新潟・長岡の人気店。

「濃厚にぼしそば」を注文。具はチャーシュー2枚、メンマ、水菜、キクラゲ。麺は極太縮れの手もみ麺。

ゲンコツ、鶏ガラ、豚骨を半日以上かけて煮出した動物系スープに大量の煮干しを合わせる。煮干しが粉々になるまで砕き、煮干しの旨味を限りなく丼にぶち込む。

濃厚な動物系が煮干しのエグみやクセをマスキングし、旨味だけが現れる。豚骨だけではなく鶏白湯の濃厚さも出ているのがポイント高い。都内にあっても行列ができそうなクオリティ。

第3位:煮干しNoodles Nibo Nibo Cino(旗の台)

2020年オープン。“夢に出てきた中華そば”の吉田店主の一号店。吉田店主は元芸人で“伊藤”出身。

「にぼにぼちーの」を注文。お肉はサービスいただいた。煮干しを使ったペペロンチーノで超独創的。煮干しの「和」と「イタリアン」を見事融合している。

しっかりめに煮干の濃厚スープが敷いてあり、そこだけ飲むと“伊藤”イズムをしっかり感じる。丸山製麺製の超極太特注麺はパスタに負けない旨さを放つ。岩中豚のお肉も最高。

吉田家の伝統だというにんにく搾り生卵にディップすると、まろやかながらにんにくが旨さをブーストさせる。シメには店長自慢のデザートが出てくる。バニラアイスとパンナコッタもいただいた。ルイボスティーやデトックスウォーターの提供も嬉しい。

ラーメンという枠に捉われずに新しいものを作ってアーティスティックさを感じながら、しっかり煮干しと麺はラーメンイズムに溢れていて気持ちが良い。オススメ!

第2位:自家製麺 純 立石(立石)

2019年オープン。“食の道場”出身。

「地鶏(醤油)」を注文。具は豚チャーシュー、鶏チャーシュー、極太メンマ、つくね、ノリ、ネギ。麺は細めストレートの自家製麺。

鶏の旨味が芳醇で、醤油のまろやかさ、香り高さも光る。具のそれぞれもクオリティが高く、極太メンマも柔らかく煮てあり、熱々でとても良い。麺のモチパツ感も素晴らしく、全体のバランスもピカイチ。

もっともっと話題になっても良い名店。めちゃくちゃオススメ。

第1位:ら〜麺 瑞藤(北松戸)

2024年11月オープンの人気店。店主さんは“麺屋 武蔵”出身で山田さんに師事していた方。入店し、注文したいラーメンの札を取って、席に着いたらカウンターに置いてお金を払うシステム。

「醤油」を注文。具はチャーシュー2種類、ネギ、青菜、メンマ。麺は極太の手もみ麺。

秋刀魚節がバッチバチにきいたスープで、油でも節感にブーストをかけてくる。本格派ながらパワフルでめちゃくちゃ旨い。醤油ダレはまろやかで少し甘みを感じる。大ぶりのチャーシューは直前に炙っていて柔らかく、かなり豪華。途中で秋刀魚酢ですっきりさせても美味しい。

ここまでバチっと節を立たせているのは気持ちいい。素晴らしいクオリティだ。

※こちらのランキングは筆者のYouTubeでも紹介しています。合わせてチェック!

(執筆者: 井手隊長)

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