「かっこいい」「どんでん返しすぎる」 田舎に引っ越した男子に友達ができるマンガのギャップにヤラれそう

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『やたらとイケメンな男子高校生の話』(ガンガンコミックスpixiv)『厄災が俺を愛してる』(裏少年サンデーコミックス)『ダン×バド』(ジャンプコミックス)などの栗田あぐり先生(@kurita_aguri)がマンガ『雪国で初めての友達は?』を2021年1月15日より『Amazon kindle』『コミックシーモア』で配信。Twitterでは第一話が公開されています。

東京から長野に引っ越してきた吉岡晴太。初登校日から大雪で「スゲーすぎて引くなコレ」と思いながら駅に。きっぷの回収箱に「え、ここに切符入れるの!? 駅員さんは!? これ無人駅ってやつ!?」と驚きながら、「今時、無人駅とか乗客俺しか居ねぇんじゃ…」と思っていると……。

黒髪でファー付きコートで防寒ばっちりな男子を発見。「居た…。しかも同じ制服っぽい」と気付き、「同じ学校っつー事はこれから毎日顔合わせることになんのか。…挨拶しとく? いやいや変か」と鼻をすすりながら考え、「今までだったら初対面で挨拶する必要性感じなかったけれど」と思いますが、ふたりきりで無言の微妙な空気に……。

「こういう場合どうすんの!? 田舎の常識わかんねー」となっているところに、警笛が。到着する電車の短さ、ブレーキ音、パンタグラフからの火花にビビります。

ドアが開いてさっさと乗ろうとする男子に「乗るのかよ!!」と驚く晴太。「あ?」「だって火の粉舞ってんぜ!電車壊れてんじゃね?」「んぁ?火の粉?普通だろ?」と返されて、「普通なの!? 普通にデンジャーじゃね!? 雪国あるあるなの!? 俺が気にしすぎ!? 田舎の常識わかんねー」となります。

男子から「なぁお前転入生?」と聞かれた晴太。「何で分か…」「制服一緒だし、この時間帯今まで俺しか使ってなかったし、シャレてんけど滑りそうな靴履いてっし、髪決めて来たんだろうけどパリパリだし」と言われ、「ファッションや髪気合入れたの超バレてんじゃん。超裏目じゃん!!恥ずー!!」となりますが、男子は「…ずっとさー」と続けて……。

「さっきから声かけようか迷ってたんだよな。急に話しかけたらキモイかと思って。良かったわ話せて」と笑う男子。「俺、田村灰次(ハイジ)ってんだー」と自己紹介され、「キラキラネームかよ」「あだ名はアルプス」「やめろって」と会話が弾み、晴太は「俺と同じだ。田舎とか都会とか関係ねーな。俺もこいつと話せて良かったわ…」と思います。が、灰次は「ちなみに雪の日のスタイリングは」と話しはじめ……。

「学校に着いてからだ」と前髪を押さえてオールバックに。耳にはピアスで眉なし。それを見て晴太は固まります。

学校で「オススメワックスはコレ」と出されますが、「おい、あいつ血塗れアルプスと話してるぞ」「何者だ?」と噂されているのを耳にして「…!?」となる晴太。「おい、職員室連れてってやるよ」と言われ、「おら、道開けろや」とスゴむ灰次の変貌ぶりにビビるのでした。

「長野出身なので、雪国あるあるを何となく描いてみたくなりました」という栗田先生のこのマンガ。長野の思い出として「電車の火花は見慣れた風景ですが、印象深かったのはドアが凍って家から出られなかったり、前髪凍って折れたりした事です」と語ります。

灰次への「かっこいい」「ギャップが良い」「どんでん返しすぎる」といった反応のほか、「電車バチバチは田舎あるある」といった声も寄せられていましたが、栗田先生は「ハイジ君のギャップが好きだと言って下さる方が多くて嬉しいです!」とメッセージを寄せてくれました。

各電子書籍サイトで順次配信予定だという『雪国で初めての友達は?』。「良かったら雪国あるある友情ライフをお楽しみ下さい!」という栗田先生は、自身の『pixiv FANBOX』でグッズを発売しているので、ファンはこちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

栗田あぐり(pixiv FANBOX)
https://kurita-aguri.fanbox.cc/shop [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/kurita_aguri [リンク]

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ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。

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