「惚れた」「キュンとした」 転校先で川に飛び込めと絡まれたところを助けられたマンガの男子が天然すぎた
転校した時に学校に馴染めるか不安になるものですが、『大往生するためにとばっちりを全力回避する話』をTwitterで更新している穂高汐さん(@shio_hodaka)が番外編となるマンガ『幼馴染みがイケメンすぎる件』を発表。転校初日に絡まれた男子を助けたのは……というストーリーに「かっこいい」「これは惚れる」といった声が集まっていました。
【創作漫画】幼馴染みがイケメンすぎる件(2/2)#創作漫画 #漫画が読めるハッシュタグ pic.twitter.com/NU5mXHL5kC— 穂高汐@創作漫画 (@shio_hodaka) December 17, 2020
なじめるかどうか不安だった転校初日に、「おめー何でTシャツの下に長袖着てんだよ。都会じゃ流行ってるのか?」と絡まれてしまった藤代圭。「お前、アリスちゃんに気に入られたからって調子乗ってんじゃねえぞ」「アリスちゃん…?ああ!クラスで飼ってるメダカの!」「クラス一の美少女の田中アリスちゃんだよ!!」「ご、ごめん。オレ人の名前覚えるの苦手で…」といろいろ抜けている答えを返すと、「フン、お前みたいななよなよした男は認めねぇ」と言われ、「認めて欲しいならこの橋から飛んでみろよ。南小の男なら飛べて当然だぜ?」と無茶ぶりされます。
「ここから?」となる圭に、「コイツびびってるぜ」「だっせぇ」「学校で言いふらしてやろ~」と言い立てられて、さらに「一人じゃ飛べねーみたいだから手伝ってやれよ」とジリジリ近づかれ、「え、ちょっ。オレ絶叫系ムリなタイプなんだってば!!」となっていたところ、突然走ってきて「持ってて」とカバンを押し付けられます。
野球帽にパーカー姿の子が欄干を一気に飛び込んで川にドボン! それを見て唖然としたガキ大将が「てめぇ、何するんだよ村田!! 服が濡れたじゃねぇか!!」と文句をつけますが、「え…。どうせみんな入るからいいかなって。駄目だった?」と涼しげに答えて、「オレは上着は濡らしたくない派なんだよ!!」「ちょっと繊細すぎやしないか…?」「はあああ!?オレは世界一おおざっぱな男だし!!」と言い合い、「オレたちの漢気を見せたらぁ!!」と次々に川へ。
「荷物どーも」と声をかけられて「わあ!!」と驚く圭。それに構わず「あんた一組の転校生だろ。今のうちに帰った方がいいよ」と言われ、寒くて震えている背中に「あの!助けてくれた…んだよな?」と声をかけると、「まあ、川は危ないから」と言い、帽子を取ったところに、「えっ、お前…。頭にワカメ乗ってんぞ!!」と驚き、「天パーだよ」と若干ムッとされてしまいます。「じゃあな」と去ろうとした相手に、「待って!名前なんていうの!?」と聞くと、「……二組の村田しょうこ。あんたは?」と返されて……。
「圭!!藤代圭!!これからよろしくな!!」という声に振り向かず片手を上げるしょうこに、「ショウ君か…かっけ---!! オレもあんな男になりたいぜ!!」ともう名前を忘れてしまいます。圭の思い込みは中学まで続き、入学式で女子の制服を着てきたしょうこに混乱しまくるのでした。
「タイトルの意味が読む前と読んだ後で変わるストーリーを描こうと思ったのがきっかけです」と穂高さんが話すこのマンガ。「元々、長編で描いているマンガに“地味な女子”と“イケメンすぎる男子”のコンビが登場します。周囲はどうしてあのイケメンはあの子と仲がいいのだろうと不思議に思っているのですが、実は本人間ではその事実がひっくり返るというオチをつけようと考えていました」といいます。
「惚れた」「キュンとした」という反応が多かった中、穂高さんは「ワカメっぽいイケメンを描いたのですが、それに対して『大根にわかめ乗ってんぞ!』という感想を頂けたのがすごく面白かったです。言われてみれば確かに顔が大根に見え、味噌汁の具のようで新鮮な驚きがありました」とコメントしてくれました。
⚡️ "【創作】大往生するためにとばっちりを全力回避する話。"https://t.co/wk7TGlMFHK— 穂高汐@創作漫画 (@shio_hodaka) November 5, 2020
※画像はTwitterより
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乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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