月曜から「女性の容姿を品評する番組」で夜ふかし 素人女性を実名で晒し、みんなで笑う企画はやってて楽しいんですか――?

マツコさんはそんな人じゃないと思っていたのに…村上は置いといて
23日、日本テレビ『月曜から夜ふかし』にて、女性の容姿を嘲笑うかのような企画が放送され、視聴者から「失礼過ぎるだろ」「ゲラゲラ笑うマツコと村上にも引くわ」といった声が寄せられているようです。
この日番組は「AD神子の知り合いマスク美人ベスト3」と題し、番組ADがマスクギャップのある友人女性を紹介するという企画を放送。第3位は学生時代の同級生で、写真パネルとともに実名まで紹介されていました。
参考記事:俳優の黒沢年男さん女性芸人のことを「見にくい物体」と発言し、さすがのイジメ芸人ロンブー2号さんも「SNSやる資格ない」 | TABLO
ADはこの女性について『どうです? 普通じゃないですか? 小学校の頃から普通だったんですよ。かわいくはないけど、普通』などとコメントし、ディレクターから『普通とか可愛くないとか言っていいの?』とつっこまれますが、『そういう企画じゃないですか』『大丈夫です。友達ですから』とお構いなし。
そして、この女性が『マスクをするとすごくかわいくなる』といい、マスク姿の写真パネルを公開すると『やっぱマスクすると違うんですね』とコメントしていました。
その後も同じように女性を紹介していたのですが、『ちょっとアレですけど、マスクをするとすごく美人になる』『全然ちがいますよね』『この差、半端じゃないですよ』などといった失礼なコメントが多く、この様子に視聴者から非難の声が浮上。
ネット上では、「失礼過ぎるだろ」といった声をはじめ、
関連記事:「お姉さん?おばさん?」 園児に女性を見た目で判断させる“差別助長”企画に批判殺到!『バイキングMORE』 しかも園児は7時間拘束 | TABLO
「マスク美人企画は1ミリも笑えなかったし、ゲラゲラ笑うマツコと村上にも引くわ」
「企画が最低すぎて気分が悪い。本人の了承を得ていたとしても、最低だよ」
「知人で本人に了承を得ていたとしても、全国ネットの番組で女性に対して言っていいこととダメなことくらいわかっていてほしい。生放送じゃないんだから、AD以上に偉い人もOKしたんだよね、それもちょっと悲しいな」
「月曜から夜更かしでやってる女性を品評するような企画、何が面白いか分からないし、ニヤニヤしながら全然可愛くないのにっていう前置きを話すADの人が怖い」
「人をバカにしたり嘲笑う企画がウケると思ってるなら番組やめた方がいいと思う」
などといった声が寄せられていました。
友人女性たちは企画の意図を分かった上で出演しているそうですが、ここまで言いたい放題だとはさすがに予想していなかったのではないでしょうか。(文◎絹田たぬき)
あわせて読む:人気レイヤー、写真集発売するも「ツイッターと顔が違いガッカリ」と酷評の嵐 女性が自撮り画像を加工する心理とは | TABLO
関連記事リンク(外部サイト)
「松本人志を表示しない方法を教えて」 Amazonプライムが300円お詫びクーポン券発送
日テレ24時間テレビに重大なヤラセ疑惑 タイで行った“東日本大震災の死者を弔う祭り”は金を払って人々を集めたデッチ上げだった!
タピオカ・ミルクティーを飲み続けた結果、死を覚悟した女性 今から恐ろしい話をします

TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。
ウェブサイト: https://tablo.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。