伊藤健太郎容疑者のひき逃げを笑いながら放送『バイキングMORE』 「人が重症を負っているんですが?」の指摘 司会者の“質”が改めて問われるに

伊藤健太郎容疑者のひき逃げを笑いながら放送『バイキングMORE』 「人が重症を負っているんですが?」の指摘 司会者の“質”が改めて問われるに

30日放送のフジテレビ『バイキングMORE』では、俳優・伊藤健太郎容疑者が起こしたひき逃げ事件を特集。笑い声を上げながらコメントする出演者の面々に、視聴者から「なんでスタジオの人たちこんな笑ってんの?」「被害者がいること理解しているのか?」といった声が寄せられているようです。

29日、人気俳優の伊藤健太郎容疑者がひき逃げの疑いで逮捕されました。報道によると、伊藤容疑者は28日、都内で乗用車を運転中にオートバイと衝突。現場からいったん立ち去りましたが、事故を目撃していた男性に戻るよう促され、現場に戻ってきたということです。オートバイに乗っていた男女のうち、男性は腕に軽いけがをし、女性は足の骨を折る大けがをしているとのこと。伊藤容疑者は容疑を認め『買い物の途中で道に迷ったのでUターンしようとした。当時は気が動転していた。パニックになってしまった』などと供述していると伝えられています。

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そんな伊藤容疑者について、周囲からは「天狗になってた」「やんちゃ」「調子に乗りやすい性格」などといった声がもれているそうですが、これについて『バイキングMORE』司会の坂上忍氏は『天狗になって致し方ない時期もありますしね』とし、自身が20代だったころと比べ『僕より全然マシですよ』とコメント。そして、他出演者たちも『彼もまだ23歳なんで』『23歳の男性じゃやんちゃするでしょうし』『私もくそ生意気でした』『みんなやっぱそういう時期はあるから』と伊藤容疑者を擁護しているのかとも思わせる言葉を並べ、笑い声を上げていました。

こうしたスタジオの様子に、視聴者からは「伊藤健太郎ひき逃げ起こしてんだよね? なんでスタジオの人たちこんな笑ってんの?」といった声が浮上。

ネット上では他にも「若くてやんちゃで調子乗っちゃってたら事故しても良いみたいな言い方だな」といった声をはじめ

「ひき逃げはやんちゃではないです。この番組、被害者がいること理解しているのか?」

「被害者がいるひき逃げの題材でまさかスタジオに笑いが生まれるとはな…正直、胸糞悪いです」

「伊藤健太郎容疑者がヤンチャだろうと自分が起こした事故の被害者を救護せずに逃げる事は罪なんだよ」

などといった声が寄せられていました。

 

こんなツイートも……

参考記事:『自分のことを棚に上げてコメントする人は好きじゃない』田村淳の発言が注目集める 「絶対アノ人のことだろ」 | TABLO

特に、坂上氏といえば飲酒運転で物損事故を起こした挙句、その後逃亡していることでも知られていますが、自身の事故も“やんちゃ”だった故、仕方がなかったとでも言いたかったのでしょうか。被害にあわれた方の回復を心よりお祈り申し上げます。(文◎絹田たぬき)

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TABLOとは アメリカが生んだ、偉大な古典ミステリーの大家レイモンド・チャンドラー作品の主人公フィリップ・マーロウの有名なセリフがあります。 「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」 人が生きていく上で、「優しさ」こそ最も大切なものであることを端的に表現した言葉です。優しさとは「人を思いやる気持ち」であり「想像力を働かせること」です。弱者の立場に立つ想像力。 「人に優しく」 これは報道する側にも言えることだと思います。 現在、ヘイトニュース、ヘイト発言、フェイクニュースがネットの普及に従い、増大しており、報道関係者の間では深刻な問題となっています。そこには「人に優しく」という考えが存在していません。 なぜ、ヘイト(差別)ニュースがはびこるのか。「相手はどういう感情を抱くのか」という想像力の欠如がなせる業です。ヘイトによって、人は人に憎悪し、戦争が起き、傷ましい結果をもたらし、人類は反省し、「差別をしてはならない」ということを学んだはずです。 しかし、またもヘイトニュースがはびこる世の中になっています。人種差別だけではありません、LGBT差別、女性差別、職業差別等々、依然としてなくなっていないのだな、ということは心ある人ならネットの言論にはびこっていることに気づいているはずです。本サイトはこのヘイトに対して徹頭徹尾、対峙するものです。

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