りんごの正しい切り方!かわいい飾り切り方のコツ
りんごは身近な果物であると同時に、その鮮やかな皮の色を活かして料理の彩りにも使われる果物です。せっかく彩りとして使うなら、かわいい飾り切りで華を添えてみませんか?りんごの基本の切り方からかわいい飾り切りまでご紹介します。
りんごの切り方って?飾り切りの方法も知りたい!
りんごはとても身近な果物だけに、毎日食べている方も多いことでしょう。サラダやお弁当の彩りとしても優秀で、使い勝手のよい果物です。
りんごは切り方も豊富な果物で、さまざまな場面で使えます。そのまま食べるための切り方だけでなく、料理用の切り方も多いです。ではりんごの切り方にはどのようなものがあるのでしょうか?
りんごの切り方に興味がわいたら、早速切り方を学んでみましょう。基本の切り方から簡単にできる飾り切りのほか、ちょっと高度な飾り切りもご紹介します。
りんごの皮のむき方
りんごの皮のむき方は2通りあります。まずは丸ごとそのまま、上からクルクルと回しつつむいていく方法です。しかし、途中で皮が切れやすく、「このむき方は苦手」という方も多いのではないでしょうか?
りんごを丸ごと、途中で皮を切らずにむいていくにはコツがあります。包丁を持つ手はそのまま固定するかのように動かさず、親指で切った皮を誘導しながら、りんごをクルクルと回転させるようにしてむいてください。そうすることで途中で何度も皮が切れることなく、上からキレイにむくことができます。
それでもりんごを丸ごとむくことに苦手意識がある方は、先にりんごをいくつかに切り分けてからむくとよいでしょう。縦に4~8つに割ってから、端から皮をむけばキレイにむけます。こちらも包丁を持つ手の親指でむいた皮をリードしつつ、りんごを動かしながらむいてください。
りんごの基本の切り方
りんごには基本となる切り方がいくつもあります。基本の切り方だけに、きちんと身につけておけば普段の料理にも応用がききます。ここでいくつかご紹介しておきましょう。
くし切り
くし切りは普段りんごを食べるときにも使われる、最も基本的な切り方の1つです。縦半分に割ったりんごを、さらに2~4等分に割り、皮を下にして持ったら、両端から斜めに包丁を入れて芯を取ります。最後に端から皮をむいて完成です。
半分に割った後に2等分や4等分にするとき、キレイに半分に割るコツは、皮を上にして片手で支えて切ることです。3等分にするときは、縦に置いて上から下に向けて切るとよいでしょう。
いちょう切り
くし切りにして芯を取ったりんごを、端から一定の厚みに切ったものがいちょう切りです。2~3mmの厚さに切ったものが一番使いやすいでしょう。サラダやアップルケーキ、ジャムなど、幅広い料理に応用がききます。
あえて皮をむかずに使うと、サラダやケーキに使っても彩りとして便利です。薄く切ってあるので、皮もそんなに気にせず食べられます。ジャムにするときは多少原型が残るくらいで作ると、りんごの食感を感じられる食べごたえのあるジャムになるのでおすすめです。
輪切り
あまり馴染みがないという方も多いでしょうが、輪切りは皮ごと食べやすい、とても合理的な切り方です。必ず皮を残さなければいけないわけではないので、料理にあわせて選ぶとよいでしょう。
切り方はいたって簡単で、横にしたりんごを端から1cmほどの厚さに切るだけです。芯は型抜きで抜くと、ちょっとした飾り切りになります。そのままサラダに使ってもよいですが、ベイクドアップルなど様々な料理に応用がききます。
角切り
まずはりんごを輪切りにします。つづけて縦・横1cm程度の幅で切っていってください。芯はよけるようにして、大きさをそろえて切ると見栄えがよくなります。
角切りりんごはサラダのほか、ケーキやアップルパイといったスイーツにも使い勝手が良いのでおすすめです。フルーツサラダに使うときは、ほかのフルーツも大きさをそろえてあげると、見栄えがよくなります。
スライス
くし切りにしてから芯を取ったりんごを、使う料理にあわせて垂直に薄切りにしたものがスライスです。後半は極薄のくし切りにするような感覚で切ると、見た目もそろってキレイに切れます。
スライスは薄切りのため火が通りやすく、スイーツ作りにおすすめの切り方です。ケーキやタルトの上に並べて使うのが一般的ですが、レンジで加熱して柔らかくしてから巻いていくと、バラの花を作ることもできます。ペースト状にもしやすいことから、赤ちゃんの離乳食にも使いやすいです。
りんごのおすすめの飾り切り
りんごは工夫次第でさまざまな飾り切りにすることができます。飾り切りにしたりんごは、お弁当や料理の彩りにぴったりです。簡単にできてかわいい飾り切りをご紹介します。
うさぎ
飾り切りの中でも最も一般的でよく使われる切り方です。くし切りにしたりんごの芯を取ったら、りんごの下側から逆のV字型に深くなりすぎないように皮に切り込みを入れます。後は下側からV字を過ぎるあたりまで皮をむけば完成です。
木の葉
くし切りにしたりんごの芯をまっすぐに切り落とします。まっすぐに切り落とした部分は、完成した後の木の葉を飾ったときに安定感が生まれるので、そのまま使ってください。
次にりんごを横に寝かせたら、上下を割りばしではさみます。割りばしをセットしたら3~5mm程の厚さでりんごを垂直に切っていきましょう。包丁が割りばしに当たったら抜き取って、反対側も同様に切ります。あとはこれを繰り返し、最後にずらして飾れば完成です。
最初に切った部分は、芯の部分と重なるため左右で別れてしまいます。そのためサラダなど別の料理に使ってもよいでしょう。
格子模様
くし切りにしたりんごに浅く格子状に切り込みを入れます。後は1マスずつずらしながら、マスごとに皮をむいていくだけです。慣れるまでは意外と大変な上級者向きの飾り切りなので、最初は大きめのマスで試してみてください。
格子模様は横や斜めといった模様の向きや、細かさでも雰囲気が変わります。異なった切り方を組みあわせてみてもよいでしょう。
りんごの変色を防ぐ方法
りんごは切ったそばから酸化して変色してしまいます。変色を防ぐにはレモン汁やオレンジジュースに浸けるといった方法もありますが、最も一般的な方法は塩水に浸けることです。
水400ccに塩一つまみを入れてよく溶かして塩水を作ります。飾り切りをするときは、切るごとに塩水に浸すとよいでしょう。変色を防いでキレイな飾り切りを楽しんでください。
おわりに
りんごはそのまま食べても美味しく、飾りとしても優秀な果物です。料理にあった切り方はもちろん、かわいい飾り切りも覚えて、華やかな食卓を演出してください!
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