10月30日は「香りの記念日」 男性は女性のローズの香りに“ドキドキ”する?
今日10月30日は「香りの記念日」。1992年石川県七尾市で第7回国民文化祭「世界香りのフェアIN能登」が開催されたことを記念し制定された日です。癒されたりリフレッシュしたり、生活を豊かにしてくれる香り。皆さんはどんな香りが好きですか?
香りについての研究機関「カネボウ化粧品香料研究室」は、香りが男性にどのような気分の変化をもたらすのかを検証。実験により、男性はローズの香りに“ドキドキ”することが明らかに。
「香りがどのような気分をもたらすかについての比較実験」では20~30代の正常な嗅覚をもつ健常男性8名(非喫煙者)に、目をつぶって安静な状態のまま香りを嗅いでもらって快適感主観評価※」を行い、どのような気分をもたらしたかを測定。
その結果、香りの種類によって、感じる気分は異なり、変動。“ローズの香り”と“タバコの香り”は交感神経を活性化させ、“ローズの香り”は心理的にはロマンティックな気分でドキドキさせ、“タバコの香り”は、イライラや不愉快を増加させていることが分かりました。
また、「女性が香りを纏った場合の影響を図る実験」では、20~30代の正常な嗅覚をもつ健常男性8名(非喫煙者)を対象に、ローズ、レモン、ムスク、タバコの香りをそれぞれつけた女性がとなりに座った時にうける心理的生理的な影響を調査。同じく「快適感主観評価」を行ないました。
すると、無臭時よりも香りを身にまとった女性が近くに来た場合のほうが男性の交感神経が活性化。女性が近くにいると男性は ロマンティックな気分で“ドキドキ”するような心理状態を示し、タバコの香りがする女性が近くにいると非喫煙者の男性では “イライラ”して、不愉快になる傾向が見られました。
レモンは「すっきり、さわやかな気分になる」、ムスクは「うっとり、ロマンティックな気分になりつつ、落ち着いた、穏やかな気分」など、香りによって男性の気分は変化するそうなので、職場ではレモン、デートの時にはローズなど香りを使い分けることも出来そうですね。
また、男性はキツイ香水の香りよりも、ほのかに香るシャンプーやボディソープの香りを好むもの。実験では、ローズ、レモン、ムスク、タバコの4つの香りに、カネボウ化粧品のシャンプー「サラ」と「サラ スウィートローズ」の香りも追加。
「サラ スウィートローズの香り」が最も高く、次いで僅差で「サラの香り」と、どちらの香りも男性に人気が高い香りと実験で明らかになっているので、シャンプーを変えて女子力アップも夢じゃないかも?
SALA
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※快適感主観評価には、POEM-K(Positive Emotion Model of Kao)=「爽快な気分」「うっとりした気分」などの快適感評価質問に、「疲れた気分」「イライラした気分」などの不快感質問項目を加えた質問に回答してもらった。
※画像は「足成」より引用。
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