マツダ デミオ|相場下落の追い風に乗ってお得感ある1.5Lディーゼル車が増加中!【予算100万円ならコレが買い】
マツダらしさが随所に光るコンパクトカーのヒット作
2019年9月に行われたマイナーチェンジで、車名がMAZDA2に変更されたデミオ。1996年8月の初代登場から、マツダの主力コンパクトカーとして進化し続けてきたモデルだ。
デミオ名では4世代を数えたが、2014年9月~2019年9月に生産された最終型となるシリーズ4代目は、クリーンディーゼルエンジンや存在感あるデザインの採用により、とりわけ大きな成功を収めた。
4代目には、成功をけん引した1.5Lディーゼルエンジンの他、1.3Lと1.5Lのガソリンエンジンも用意された。
2020年7月末現在の中古車市場における割合では、ディーゼル車がおよそ5割、そして1.3L車が4割程度を占めており、1.5Lガソリン車はかなりマイナーな存在となっている。
エンジンタイプに限らず、「人馬一体」の走りを追求し続けているマツダらしいスポーティな走りも大きな魅力。地味なところではあるが、ドライバーが自然に足を伸ばした位置にペダルのある理想的なペダル配置や、ステアリングとシートの適切なレイアウトなど、疲れにくく集中して運転できるドライビングポジションを大切にしている点も、マツダらしさを感じる部分だ。
走行距離5万km以下のディーゼル車が狙いやすい
現在の中古車流通量は2300台前後と豊富で、最安値帯は総額60万~70万円の水準まで下がってきた。ガソリン車/ディーゼル車いずれのタイプも、予算100万円圏内での物件の充実度がアップしており、絶好の買い時を迎えていると言える。
予算100万円でまず本命候補となるのが、4代目の代名詞的なモデルとなる1.5Lディーゼル車。ここのところの相場下落が追い風となって、予算100万円圏内の選択肢がグッと増えている。走行距離5万km以下の物件が狙いやすいのもグッド。
ベースグレードの1.5XDはもちろん、フルオートエアコンや16インチアルミホイールなど装備を充実させた1.5XDツーリングや、ディーゼルエンジンのノック音を抑える「ナチュラルサウンドスムーザー」を採用した2016年1月以降のモデルなら、バリューは一段とアップする。
ガソリン車も視野に入れれば選択肢は一気に倍増!
ディーゼル車にこだわらないのであれば、1.3Lガソリンエンジン車の中心グレードとなる13Sに照準を合わせよう。予算80万円程度から走行距離3万km前後の低走行車が視界に入ってくる。
また、100万円まで予算の上限を広げれば、ドライバーのハンドル操作に応じてエンジンの駆動トルクを変化させ操縦安定性を向上させる「Gベクタリングコントロール」を標準装備した2016年11月以降のモデルも射程圏内だ。
文/中野剛、写真/尾形和美関連記事リンク(外部サイト)
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