菱田未渚美・山口綺羅・原田都愛・石井蘭がイケナイヤーになったら何罪!?『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! 』撮り下ろしインタビュー

女児向け特撮テレビドラマ【ガールズ×戦士シリーズ】の第3弾『ひみつ×戦士 ファントミラージュ!』がシリーズ史上初の映画『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~』となって7月23日 (木)より待望の全国公開! 主演を務めるファントミの4人の撮り下ろしインタビューをお届け!

ドラマに引き続き映画でも主演を務めるのは、桜衣ココミ/ファントミハート役の菱田未渚美さん、明日海サキ/ファントミスペード役の山口綺羅さん、紫月ヨツバ/ファントミクローバー役の原田都愛さん、紅羽セイラ/ファントミダイヤ役の石井蘭さん。そして劇場版の監督には【ガールズ×戦士シリーズ】3シリーズの監督および総監督を務めてきた三池崇史氏がメガホンを取ります。

4人に映画の見どころ、お互いの印象、そして楽曲やmirage2とGirls2としての活動についてもお話を伺いました。

初めての映画村撮影に興奮!

――映画撮影では、TVシリーズとの違いをどんなところで感じましたか?

原田:ドラマではしたことのない格好をたくさんしたり、初めて泊まりで撮影をしたのが一番違う部分でした。

山口:京都で初めて撮影ということもあって、私達自身すごく興奮していて。京都の映画村に行ったのも初めてだったので、みんなで周って写真をたくさん撮りました。

菱田:3日間くらい泊まったので、みんなで部屋の組み合わせをローテーションしました。

石井:TVシリーズの撮影も緊張感があったんですけど、映画ということで、監督さんやスタッフさん、私達の気合いもすごく入っていて、緊張感が強かったです。

――映画で自分たちが演じている役柄の見せ場を教えてください。

石井:セイラは変装が得意な役柄で、映画の中でも私だけ変装して3人と協力しながら連携プレーをするシーンがあって。セイラならではの変装という部分が映画でも出ているので注目してほしいなと思います。

山口:TVシリーズではそこまで本格的なアクションはやっていなかったんですけど、映画の撮影では忍者の方たちと一緒にアクションをやっています。私はその中でロンダートという技をやっていて、ぶつからないか不安だったんですけど、忍者の方たちと息を合わせてアクションをしたのが印象的でした。

原田:忍者が襲ってきて身構える、みたいなシーンがあるんです。そこは難しくて最初に忍者の方がお手本をしてくださって、それを見て頑張ったので、ぜひそこも注目してほしいです。

菱田:私は見せ場というか、役柄も私自身もすごくトマトが大好きで(笑)、トマトをたくさん食べるシーンがあるんです。そこは、私だからこそできたものなのではないかな、と思います。

山口:口の中に10個以上は詰め込んでて(笑)。

菱田:でもちゃんと食べました(笑)。

石井:あと劇中で4人でちょんまげ姿になっているんですけど、初めてカツラを被ったときはみんな恥ずかしくて、ずっと手で必死に隠していて(笑)。

菱田:でも最終的には“もうこれが自分の頭”みたいな感じで堂々としていました。

――意外とあのヘアスタイルでいる時間が長いですよね(笑)。

山口:でもみんな笑ってくれるんじゃないかな、と思います。

――そこも見どころですね!

4人:はい!

――お互いに“ここのアクションがすごかった”と思ったところは?

石井:私は綺羅ちゃんがロンダートをやっている横を通りながらアクションをしていたんです。本当に狭いところを綺羅ちゃんがスッと通っていて、大変そうだったけどカッコよかったです。

山口:普通に避けることって難しいんですよ。私は1回しか避ける場面がなかったんですけど、他のみんなはずっと避けていたりしたので、俊敏な動きはすごいなと思いました。

原田:やっぱり一番綺羅ちゃんがすごかったなと思います。あとは「こう避けて」と最初に言われるんですけど、でもそうするとわざとっぽさが出ちゃうじゃないですか。だからとても難しかったんですけど、みんな上手でした。

菱田:私はヨツバがキックをしたときに、砂をサッと蹴り上げたのがカッコよかったので印象に残っています。砂もあわせて良かったです(笑)。

4人がイケナイヤーになるなら何罪?

――お互いにどんな性格なのか、改めて教えてください。

【桜衣ココミ役:菱田未渚美さんについて】

原田:意外と甘えん坊。

山口:撮影の休憩時間とかにお菓子をみんなで食べるんですけど、もう蘭ちゃんのお膝の上にずっと座ってるんです。甘えん坊な部分もありつつ、中学1年生で一番年下なんですけどしっかりしていて、私が中1のときと違ってすごくしっかりしてるなと思います。あと関西出身だから意外とツッコミとかもすごいのかな、と思ったんですけど、おとなしいし、さらっと「なんやねん」とか静かにツッコむ。そういうところがかわいいなと思います。

原田:私は一番歳が近くて年下組なので、いろいろなことを話しやすいというのはあるんですけど、わからないことを聞いたら意外と知っていて、けっこう頼りになるところがあります。

石井:自分の意見をハッキリ言ったり、思ったことをけっこうストレートに言うからわかりやすい性格です。

【明日海サキ役:山口綺羅さんについて】

菱田:すごい元気で、このグループ全体を明るくしてくれる存在です。面白い話の話題を振ってくれます。

石井:高校1年生で最年長だから、4人の中でも一番しっかりしてるんじゃないかなと思う。冷静さがすごくあって、そこがお姉さんだなと感じます。

原田:一番歳が離れていて、しっかりしているときはすごくしっかりしていて頼れるんですけど、遊んだりすると良い意味で同い年みたいに感じます。

山口:自分のこと言われるの恥ずかしいね(笑)。

【紫月ヨツバ役:原田都愛さんについて】

菱田:不思議な子です。良い意味で面白い。

石井:変わってるよね。

山口:テンションが上がるとすごくて。けっこうツンデレなので仲が良い子にしかださないんですけど、京都のお泊りしてたときに同じ部屋だったんですよ。そうしたら脚を絡ませてきて(笑)。テンションが上がるとデレが出てくるんですよ(笑)。かわいいです。ダンスのバミリとかはメモって完璧にしようとするし、けっこう負けず嫌いなところもあるから、悔しくて泣いちゃうときもあって、そういうところに心が持っていかれて感動しちゃう。ちゃんと考えていて、良い子なんです。

菱田:私はGirls2の中で最年少でその中でも一番歳が近いので、学校のことだったり、いろいろお話を一番しやすいのかなと思っていたりして。良い意味で都愛ちゃんも年上感がなくて、すごく喋りやすいです。

【紅羽セイラ役:石井蘭さんについて】

菱田:私からすると、けっこう頼れるお姉ちゃんみたいな感じです。

山口:真面目そうに見えるんですけど、実は天然な感じがあって、ふざけると止まらないです。でもすごく相談しやすいです。

原田:私と違う発想をしていて面白いです。

菱田:本当に切り替えがすごくて、ふざけるときはとことんふざけるんですけど、集中することに対してはストイックに入り込んで。演技とかも集中力がすごくて、見ているこっちも刺激をもらいます。

――ファントミラージュでは、イケてる人が逆逆警察によって「イケナイヤー」にされる際に「激うますいーつでみんなを喜ばせ過ぎ罪!」など、イケている部分が罪状として言い渡されます。4人の罪状をお互いに考えるとしたら?

【菱田未渚美は、そのあざとさでファンの心を落としすぎ罪!】
メンバーコメント「写真の角度とか自分のいいところを知ってる」「小動物すぎてかわいすぎ罪。笑顔がもう最強です」

【山口綺羅は、大きな声とかわいいスマイルでみんなを笑顔にしすぎ罪!】
メンバーコメント「普段は美女でクールって感じがするじゃないですか。大人っぽいけど、遊園地に行くとはしゃいでる」「見た目からのギャップがすごすぎてビビる罪」「一番年上だからこそ、みんなのテンションを上げるのが上手いのかもね」

【原田都愛は、癒やしフェイスなのにいろんな人をツンデレで落とす罪!】
メンバーコメント「普段はツンだから、デレが出たときヤバイよね」「遊んでたら、『ねえ、手つなご?』って言ってきて。しかも声が高くて。今でもそのときの動画をリピって見ます」

【石井蘭は、子犬みたいなクリクリの瞳でみんなを魅了する罪!】
メンバーコメント「犬みたいな顔してるってよく言われてる」「けっこうデレです」

お気に入りの楽曲は?

――ドラマや映画の主題歌もGirls2が担当されていますが、どんな楽曲になっているか教えてください。

山口:「ABCDEFガール」はアップアップテンポな元気になるような楽曲になっていて、その中でもキャピキャピしない大人っぽさも入っている曲です。

菱田:サビで指ハートを胸のあたりで動かす踊りがあるんですけど、そこはどちらかと言えば簡単な振りなので、小さな子にも踊っていただきたいです。

原田:ドラマのOPテーマだった「チュワパネ!」は女の子の恋を「頑張ってね」と後押しする歌詞で、応援ソングに近いんじゃないかなと思います。

石井:どちらの曲も、勇気や笑顔、協力とか団結など、友情をテーマにした歌詞も多く含まれていて映画に合っていているので、劇中で流れてくるとテンションも上がるんじゃないかなと思います。「チュワパネ!」は難しいダンスがベースでGirls2の9人でもカッコいい感じになるんですけど、小さい子はサビの前にチュワパネポーズというのが入っていて、音楽もキャッチーで合わせやすいと思うので、これからもみんなでやってほしいです。

――劇中では歴代の主題歌も入ってきますが、お気に入りの楽曲は?

原田:映画に使われている「ダイジョウブ」も「恋するカモ」も好きなんですけど、「ダイジョウブ」はみんなが歌いやすいのでいい曲だと思います。Girls2の曲はサビとかも真似しやすい振り付けになっていて、足などあまり動かさず手の振り付けが多いので、座ってお母さんたちも一緒にやってほしいなと思います。

山口:私は「恋するカモ」が好きで、鳥のカモをイメージした振付もあるところがかわいいです。歌詞も「恋しちゃうかも?」みたいな、恋愛下手な女の子が迷っている曲でかわいいなと思います。

石井:「恋するカモ」はファントミのドラマの中でもダンス部の活動シーンでみんなで踊っていたりして、映画でも流れたら小さい子たちも踊ってくれるんじゃないかな、と思っています。

――Girls2では最近ガールズ×戦士シリーズ以外の作品の主題歌なども担当するなど活躍を広げていますね。ライブで印象に残っていることや、お客さんと触れ合えて嬉しかったことは?

菱田:私は直に「頑張って」とか言葉をかけられると支えになるなと思います。

原田:イベントに出たときのみんなの声援とか、小さい子たちは私たちがステージに出ていくと笑ってくれるので、それを見ると幸せな気分になります。

石井:小さい子が遠くから大きい声で気づいてもらえるように名前を呼んでくれたりとか、一生懸命ダンスを一緒に踊ってくれたりするのがすごく嬉しいなと思います。

山口:自分の衣装やうちわとかを作って遠くから振ってくれていたり、向こうからだと気づいていないと思っているかもしれないですけど、全部見えています。気づいているけどライブ中は話したりできないから、うちわやペンライトなどを振ってくれるのはすごく嬉しいですね。

たくさん初めてのことを経験して成長した1年

――これまで1年以上、ファントミとして活動してきた感想は?

菱田:本当にたくさん成長できた1年だったと思っています。ダンスもですけど、演技が初心者でなかなか最初の方は難しくて大変だったのが、監督さんたちの教えから、いろんな表情や表現ができるようになれたと思います。

山口:私も初めは本当に何もわからなくて。自分の役を言われたときも理解が追いつかなくて、演技も全然できなかったんです。でも撮影を通して、普段出会うことの出来ないような俳優さんとも出会えました。ファントミの活動をして東京に上京してきたというもの大きなチャンスになり、上京してきたからこそできることがたくさんあって、いろんな経験をさせてもらいました。本当にあっという間で、人生の中で濃い1年間になったと思います。

原田:最初の頃は撮影が忙しかったりして、大変だな、と思った時期もあったんですけど、やっていくうちに、「こうやったらいいよ」とか教えてもらって演技の楽しさに気づけました。ファントミをやって、今まで私がやろうと思わないこととか、本当にたくさんのことを経験できて、すごく楽しい1年でした。

石井:ドラマ撮影の最初は本当に何もわからない状態で入って、どうなるかな?という感じだったんですけど、今となってはいろんな監督さんたちの演技の指導の仕方にたくさん触れてきたり、他の俳優さんや女優さんに学ぶ部分がたくさんありました。この1年間は自分の成長を今まで活動してきた中で一番感じられたというか、一番成長できた1年になったんじゃないかなと思います。

――では、映画の中で自信を持ってオススメできるところ、観てほしいところを教えてください。

石井:映画ではダンスシーンはドラマよりは少ないんですけど、でもやっぱり4人も得意としている分野なので、観ている方たちにも「おお!」と思ってもらえるように、ダンスシーンは毎回何テイクも撮り、力を入れているのでそこが魅力的なんじゃないかなと思います。

原田:私たちの年代にしか出せない元気さが出せているんじゃないかなと思っています。攻撃ダンスとかでも急に腕を回したりするので、そういうところは体の柔らかい私たちの年代にしか出来ないことなのかなと思います。

山口:私もダンスは私たち4人が得意としていることだし、観てほしい部分です。サキは元気でミーハーな性格なんですけど、明るい部分は自分の性格とも似ていて一番元気のあるキャラなのかなと思います。

菱田:私たち4人も元気が溢れているので、そういう一面をドラマや映画を観た方も感じて笑顔になってもらえる作品なのかな、とそこは自信を持っています。

――映画楽しみにしています。ありがとうございました!

[撮影:周二郎]

≪作品概要≫
『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~』
2020年7月23日(木)全国ロードショー
★あらすじ
イケない心をちょーだいして平和を守る!
キラキラ大活躍中のファントミに、ある日イケてる監督の黒沢ピヨシから映画のオファーが!
よーし、それならみんなのハートがファンファンする映画にしよう!
でも、逆逆警察のサカサーマに見つかって、撮影にはげむ監督がイケナイヤーにされちゃった!
このままではイケてない映画になってしまうのだ!
みんなの応援で、ファントミたちのイケてる映画を完成させよう!

【公式サイト】http://phantomirage.jp/[リンク]
【公式 twitter】https://twitter.com/girls_heroine
(C)TOMY・OLM/劇場版ファントミラージュ!製作委員会

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