泣ける…! 「藤井聡太新棋聖」を讃え “ひふみん”が名言連発!

泣ける…! 「藤井聡太新棋聖」を讃え “ひふみん”が名言連発!

 

7月16日、現役最強との呼び声が高い渡辺明棋聖(36・棋王、王将と合わせ三冠)に勝ち、17歳11カ月で史上最年少のタイトルを獲得した藤井聡太新棋聖。

将棋ファンならずとも日本国中の注目を集めて、先の見えないコロナ禍において、希望の光となっているようです。

この快挙を受けて、藤井新棋聖を讃える声が各界から聞こえてきますが、そのなかでひと際、輝きを放っているのが、加藤一二三さん(80・九段で引退)のツイートです。

一時期、バラエティ番組に出演し、その愛されるキャラクターから「ひふみん」の愛称で親しまれた加藤さんは、藤井新棋聖のデビュー戦の相手でもありました。

加藤さんは戦前生まれの「名人」経験者最後の存命者であり、「神武以来の天才」「1分の将棋の神様」の異名を持つ、将棋界の生ける伝説です。

その加藤さんが藤井新棋聖を讃える言葉の一つ一つに感動した…との声がSNS上に溢れたのです。

 

「ひふみんの愛が伝わってくる。ひふみんを通して藤井七段だけでなく将棋も好きになりました」

「若い才能を心の底から喜べるひふみんを本当に尊敬します。私もこんな人格者になりたいです」

 

いったい、加藤さんは、藤井新棋聖の快挙に対してどんな言葉をツイートしたのでしょうか。

藤井七段が勝利すれば新棋聖となる「#棋聖戦第4局」とハッシュタグを添えて、加藤さんは言葉を綴っていきます。

 

「難解な将棋になってくると聡太さん有利と見ている。藤井聡太七段と呼ぶのも今夜が最後となるだろうか。」

 

「3八銀の威力が凄まじい。」

 

そしてここから、この第四局だけでなく第一局から包括する「#棋聖戦」にハッシュタグを切り替えます。

 

「歴史的瞬間が近づいている」

 

ここまでのつぶやきだけでも、将棋を知らずとも、その歴史的な重みを感じることができ、将棋への愛が伝わってきます。

そして、藤井七段が勝利を収めた直後のひふみんの第一声がこれです。

 

「やっぱり、聡太さんはつよい。。。」

 

そして、一呼吸置いた後にこう続けます。

 

参考記事:「平成最後の泣ける話」と話題! あなたはもう聴きましたか? 銀杏峯田と若手芸人の駆け抜けた“青春” | TABLO

 

 

藤井聡太新棋聖の御誕生

史上最年少戴冠の偉業達成

心より御祝い申し上げます

貫録をみせた渡辺明二冠も、最後の瞬間まで本当にお疲れ様でした。

デビュー戦の相手をした私としても感慨無量の歴史的瞬間でした。

素晴らしい名局、名勝負を、みなさま大変ありがとうございました。」

 

デビュー戦の相手を担った藤井新棋聖の快挙を喜ぶのは当然かもしれませんが、全マスコミが藤井七段ひとりに焦点を当てているなか、渡辺明二冠(負けても二冠!)の立場を思いやった言葉が出てくるのは、誰よりも「負け」を知っている加藤さんだからこそかもしれません。

そしてまた、最後に感謝を「みなさま」に伝えているのは、将棋棋士には師匠や同門の仲間がいて、また家族や周りの支えがなければ成り立たないことを誰よりも痛感しているからこそ、自然に出た言葉のように感じられます。

 

「藤井聡太新棋聖にはその天賦の才を余すところなく発揮し天高く翔ける龍となり、将棋史に於いて今後だれもまだ見ぬ地平を、ときに孤独と闘いながらも勇猛果敢に切り開いていただき、いつまでも色褪せない名局を紡ぎながら、将棋という芸術文化の大輪の花を咲かせていただきたいと願います。」

 

これ以上の称賛や賛美、叱咤激励に勝る名文はあるでしょうか?

この名文を聞いて「鳥肌が立った」…そうつぶやく人が続出して、将棋さえ興味なかった人の心まで震わせたようです。

 

「ひふみん個人としては、藤井聡太七段が、『矢倉』という昭和うまれのゆかしい戦法で史上最年少戴冠の夢を、ついに現実のものとされたことは、泣ける事案です」

 

自らのことを“ひふみん”と呼び、個人として泣ける事案…これを読んでるほうが「泣ける」ほどのつぶやきです。

一連のツイートに思うところがあったのか、SNS上にはこんな感想もありました。

 

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「頑張る若者と讃える高齢者…藤井聡太とひふみんの関係が素晴らしすぎます」

 

昨今はコロナ禍によって、その症状の差や立場の違いから、「若者と高齢者」があたかも敵同士であるかのように分けられがちです。若者たちは、自分自身のことでも肉親のことでもなく、ここまでの“想い”を伝えてくれる加藤さんに理想の「高齢者像」を見たのかもしれません。

 

しかし、高齢者にここまでの「人格者」を求めるのは、かなり酷な気もします。

もちろん若者も、藤井新棋聖のような「天才性」を求められても、さすがに困るでしょうけど…。(文◎編集部)

 

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