米Amazon、8.9インチ・7インチのKidnleタブレット新モデル『Kindle Fire HD』と$159の『Kindle Fire』を発表、9月14日より出荷

米Amazonが米国で現地時間9月6日に開催した『Kindle』新製品発表会において、高解像度ディスプレーを搭載した『Kindle Fire HD』2モデルと、従来の『Kindle Fire』から価格を$159に下げつつもスペックを上げた改良版の計3種類の新型『Kindle』タブレットを発表しました。

『Kindle Fire HD』は画面サイズ別に8.9インチモデルと7インチモデルの2種類。8.9インチモデルの解像度は1920×1200ピクセル（WUXGA）で、画素密度は254ppiとなります。厚は8.8mm、質量は約566g。7インチモデルの解像度や寸法は今のところ明らかになっていません。どちらも、TI OMAP 4470デュアルコアプロセッサ、HD動画の撮影も可能なフロントカメラ、HDMI出力機能を搭載。無線LANはWi-Fi a/b/g/n（2.4GHz帯と5GHz帯）に対応し、アンテナを2本搭載。複数のアンテナを組み合わせてデータ送受信の帯域を広げるMIMO技術が採用されています。さらに、ドルビーの最大7.1chのサラウンド技術『Dolby Digital Plus』にも対応します。

『Kindle Fire HD』のストレージ容量は16GB/32GB。7インチモデルの価格は$199（16GB）、$249（32GB）。8.9インチモデルの価格は$299（16GB）、$369（32GB）。7インチモデルは9月14日に、8.9インチモデルは11月20日に発売される予定です。予約は本日より開始されます。

『Kindle Fire HD』8.9インチモデルには3GやLTE通信にも対応したモデルが用意されています。内蔵ストレージの容量が32GBにアップグレードされており。価格は$499です。年額$50で、250MB/月のデータ通信、20GBのクラウドストレージ、$10のアプリ用クレジットが提供されます。

従来の『Kindle Fire』の改良版では、CPUクロックが1.2GHzにアップ、RAM容量も1GBに倍増。性能は従来の『Kindle Fire』よりも40%向上したそうです。さらに、バッテリーの使用時間も伸びたとされています。価格は$159で、発売予定日は9月14日。『Kindle Fire HD』と同様に本日より予約受け付けが行われます。
Source : Amazon

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