販売再開を延期していたNTTドコモのAndroidスマートフォン『LYNX SH-10B』が販売再開へ 同じ不具合のau『IS01』は既に販売を再開
NTTドコモは、不具合により9月9日に販売を一時停止し、9月17日には別の不具合により販売再開を延期していたAndroid搭載スマートフォン『LYNX SH-10B』の販売を10月2日に再開すると発表しました。同じシャープ製でauが販売するAndroidスマートフォン『IS01』は、9月17日に販売を一時停止、9月25日に販売を再開しています。
最初に発生した不具合は、悪意あるアプリケーションがインストールされた際、ユーザーのキーボード操作履歴が第三者によって取得される可能性があるというもの。続いて発生した不具合は、電話帳に登録した名前に「,(カンマ)」を使用していた場合に、正しい宛先にメールが送信されず、「,(カンマ)」の前後に同じ文字列がある登録名の宛先へメールを送信する場合がある、というものでした。既に購入済みのユーザーに対しては、ソフトウェアの更新により対応が完了しています。
『IS01』についても同じ不具合が発生しており、KDDIは最初の不具合へソフトウェア更新で対応。次の不具合には9月17日に販売を一時停止すると同時に、購入済みユーザーに対して「@ezweb.ne.jp」のEメール送受信を停止しました。22日にソフトウェア更新を実施した後、23日にEメールの送受信を再開、25日に販売を再開しています。
■関連記事
NTTドコモのAndroidスマートフォン『LYNX SH-10B』が一時販売停止に これまで累計7000台を販売
NTTドコモのAndroidスマートフォン『LYNX SH-10B』は7月23日に発売
『IS01』の兄弟機? ドコモのスマートフォン『LYNX SH-10B』はどこが違うのか
ドコモのスマートフォンで「@docomo.ne.jp」のアドレスが使えるISP『spモード』導入手順まとめ
ドコモのスマートフォン向けISP『spモード』は9月1日に開始
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。