NTTドコモのAndroidスマートフォン『LYNX SH-10B』が一時販売停止に これまで累計7000台を販売

『LYNX SH-10B』が一時販売停止に

NTTドコモは、Android搭載スマートフォン『LYNX SH-10B』の販売を一時見合わせると発表しました。原因はソフトウェアの不具合。9月中旬に販売の再開を予定しています。

『LYNX SH-10B』5.0インチのタッチパネル液晶と5列のQWERTYキーボードを搭載するシャープ製のスマートフォンで、6月にau向けに発売された『IS01』の兄弟機に当たる製品。同社の発表によると、7月23日の発売以来、9月8日現在の数字で累計約7000台を販売しているとのこと。

今回発生した不具合は、悪意あるアプリケーションがインストールされた際、ユーザーのキーボード操作履歴が第三者によって取得される可能性があるというもの。同社によると、現時点でこの現象が発生するアプリケーションは確認されていないとのこと。

既に購入済みのユーザーに対しては、9月13日をめどに改善ソフトウェアを提供する予定。ユーザーはそれまでアプリケーションのダウンロードを控えた方がよさそうです。改善ソフトの提供後、ソフトを更新した製品を準備したうえで販売を再開する予定です。販売再開は9月中旬を予定しています。

兄弟機としてauから販売されている『IS01』について、今のところKDDIから同様の発表はありません。ホームアプリケーションなど搭載されているソフトが異なるため、『IS01』ではこの不具合が発生していないものとみられます。

9/10追記:
『IS01』については、プレスリリースによる発表はないものの、同じ不具合への対応を含むアップデートが9月8日から実施されています。

■関連記事
NTTドコモのAndroidスマートフォン『LYNX SH-10B』は7月23日に発売
『IS01』の兄弟機? ドコモのスマートフォン『LYNX SH-10B』はどこが違うのか
ドコモのスマートフォンで「@docomo.ne.jp」のアドレスが使えるISP『spモード』導入手順まとめ
ドコモのスマートフォン向けISP『spモード』は9月1日に開始
スマートフォンじゃない! フルキーボードを搭載して進化した“ガラケー”『N-08B』製品レビュー

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. NTTドコモのAndroidスマートフォン『LYNX SH-10B』が一時販売停止に これまで累計7000台を販売

shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

ウェブサイト: http://mogera.jp/

TwitterID: shnskm

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

記事ランキング